4/22/24(月)

Rot ¥3,300 葡萄畑ココス/ヘレンベルガー・ホフ

 

この日の夕食のメインは、豚ロース極薄切り肉を使った豚冷しゃぶ。

肉ときゅうりは胡麻だれで、その他野菜と豆腐はポン酢と柚子胡椒で食べました。

 

サイドメニューは、豚汁。

 

合わせたワインは、ドイツ ファルツ地方のシュペートブルグンダー = ピノノワール。

フリードリッヒ ベッカーの蔵で、当主のフリッツさんが2人の親友の葡萄から作ったワインだそうです。ブランド名は“Der Kleine Fritz"。

 

色は、赤みの強い薄めのルビーレッド、エッジまでほぼ同じトーン。グラスの底ははっきりと見えます。

 

グラスからは、イチゴを思わせる赤いベリーと赤いチェリーの香り、スパイシーな赤い花の香り。

 

口にすると、仄かな甘み、やや強めの酸、やや強めの苦味、舌をピリッと刺激する辛み、軽めのタンニンの収斂味。

 

飲み干したグラスからは、ほんのりと白粉香。

 

豚しゃぶとのペアリングは期待通り、大成功でした。

 

販売店の説明は以下の通り。

キツネラベルでおなじみの「ベッカー醸造所」から、現当主フリッツさんが同じファルツの親友ゲックリンゲン村のトーステン・ドールさんとマイカンマー村のマティアス・スタッヒェルさん2人のブドウを使用して作る、新ブランドが誕生しました!

ゲックリンゲン村の石灰を多く含む優良区画「カイザーベルク」などのシュペートブルグンダーを樽発酵、樽熟成。パンチングダウンは控えめ、梗の使用率はわずかにすることでタンニンの抽出を抑え、ピュアで豊かな果実味を前面に出しています。親しみやすさと、フリッツさんらしいエレガントさが見事に両立した素晴らしい1本です

 

2日目です。

 

この日の夕食のメインは、鶏むね肉を使ったチキンカツ。

 

2/3くらいをトリュフ塩で、残りをとんかつソースと辛子で食べました。

 

ワインは、もちろん2日目のファルツのシュペートブルグンダー。

 

 

期待通り、ぴったりの相性でした。特にトリュフ塩をつけたチキンカツとの相性が秀逸でした。