9/5/22(月)

Rose Frizzante ¥2,772 葡萄酒蔵ゆはら/ヴィナイオータ

 

この日の夕食のメインは、鶏むね肉を使ったチキンカツ。

 

半分は切れ目を入れてチーズを挟んで揚げ焼きしました。

 

この2倍くらいチーズを入れても良い感じです。

 

ワインとの相性を考えて、ソースではなく、トリュフ塩をつけて食べました。

 

ワインは、早摘みされたバルベーラから造られたロゼのフリッツァンテ。

グラスはシュピゲラウ ディフィニション ユニヴァーサル を使用しました。

 

 

色はやや薄めの鮮やかなルビーレッド。グラスの壁から盛んに立ち昇る細かな泡。

 

グラスからは、酸を連想する赤いベリー香、

 

口にすると、仄かな甘み、中程度からやや強めの酸、やや強めの苦味、赤いベリーの香味、しっかりとした果実の旨み、舌の上でクリーミーに弾ける泡。

 

期待した通り、トリュフ塩をつけたチキンカツとこの日のワインとの相性はピッタリ。

 

塩味が果実味をグーッと引き出してくれます。

 

インポーターからのワインの情報は以下の通り。

 

ワインの名前であるリベッレは「反抗的な」や「逆らった」という意味です。近年の温暖化でワイナリー周辺の気候が大きく変化しました(この地区では約40年で収穫時期が50日ほど早まっています)。当主カミッロが考える完熟のタイミングから2週間程度早く収穫したバルベーラを優しく圧搾し、醗酵させたのがこのロゼフリッザンテです。 バルベーラは、マルヴァジアよりもかなり前に収穫します。完熟してからだと糖度が非常に高くなります。スパークリングワインを造ろうとするとアルコール度数が15度、16度となり、ワインが瓶の中で再発酵するのが非常に難しくなります。

 

早く収穫する事によって、酵母が瓶内で再醗酵することができ、より低いアルコール度数のワインを得ることが出来ます。また重要なことは、この方法で、近年失われていたバルベーラの素晴らしい飲みやすさを再発見することが出来ます。そのシンプルさと非常に飲みやすいという点で、当主カミッロ氏はこのワインを非常に気に入っています。そこからこのワインの名前はリベールと名付けられました。自然の流れやリズムを尊重し、それに従うことを良しとしてきたカミッロですが、時には反骨心みたいなものも必要なんじゃない?と考えて(気候変動に)反抗するという名前にしました。

 

このキュヴェだけなんでキュヴェ名に品種名が入っていないのだろうと思ったら、そう言う所以だったのですね。