10/29/21(金)

Rouge ¥2,451 登酒店/ディオニー

 

この日は、ラタトゥイユを作って、メルゲーズを焼いて、クスクスと一緒に食べようと思っていたのですが、子供達2人は夕食は不要とのことで、急遽有り合わせで済ませることに。

ブロッコリーを茹でて、プロシュートと盛り付け。

妻が数日前に昼食用に作っていたミートグラタンにチーズを載せてオーヴントースターで焼いて。一部減っているのは食べかけという訳ではなくて、この部分は妻がお弁当に詰めていました。

 

ワインは、ロワールの自然派の赤ワインを開けました。オリヴィエ ルマッソンのR19。

色は薄めのルビーレッド、エッジまでほぼ同じトーン。グラスの底はしっかりと見えます。

 

グラスからは、華やかな赤や紫の花の香り、赤紫蘇、アセロラや苔桃を思わせる赤系果実、埃っぽい土壌の香り、鼻腔の奥をツーンと刺激するトーンの高い芳しい香り。微かに豆香があって、数日置くと強くなってしまうかもしれません。

 

口にすると、仄かな甘み、やや強めの酸、軽めの苦味、軽くキュッと口腔壁を締める軽めのタンニンの収斂味、軽めの果実の旨み。

 

典型的なVin de Soifでごくごく行けます。塩気のあるプロシュートと合わせると果実味が引き出されて、幸せな一時。

もちろんミートグラタンとも合います。

 

品種はカベルネフラン60%、グロロー40%。