7/31/21(日)

シャンパーニュ(ロシアでは法的にこう呼ばれるようになるらしい) ロシア泡3本セット¥6,996  伊勢丹新宿本店(世界を巡るワイン展)/エスティエイチアース

 

この日の夕食のメインは、豚肩ロースのロースト。

塩とガーリックパウダーと白黒の胡椒を刷り込んで、油を引いたフライパンで焼き目をつけて、150℃のオーヴンと40分。アルミホイルで包んで、休ませて、切り分けました。

ガスグリル用のなんちゃってダッチオーブンでローストした野菜を添えて、トリュフ塩、黒胡椒、ピンクペッパー、ホースラディッシュをつけて、シンプルに食べました。

 

本日のワインは、ロシアのシャンパーニュ。世界を巡るワイン展でクヴェヴリエミさんから購入した1本。ドイツ輸出用に作られているようで、ゼクトを名乗っています。

品種は、シャルドネ、アリゴテ、リースリング、ミュスカとなかなか不思議な組み合わせ。瓶内2次発酵ではなく、密閉容器で2次発酵を行ってから瓶詰めするシャルマ方式で造られています。

色は濃いめのゴールデンイエロー、やや控えめに立ち昇る細かな泡。

 

グラスからは、白い花、ブリオッシュ、オイリーさのある柑橘の果皮、

 

口にすると、豊かな果実の甘み、中程度からやや強めの酸、舌をキュッと締めるポリフェノールの収斂味、厚みのある味わい。

 

Brutなんですが、ちょっと食事に合わせるには甘いかな。食前酒向きだと思います。

 

怖いもの見たさで買ったロシアのシャンパン、いやゼクトでしたが、真っ当なスパークリングでした。

 

頂いたパンフレットによると、1870年、当時のロシア皇帝アレクサンドル2世により創設された歴史ある蔵なので、当然と言えば当然ですね。