子供が行方不明になった、から始まる。

予告編を見て、SNSやマスコミのひどさを流し続ける感じだと嫌だなと思っていましたが。

確かにその要素は大きいのですが、「ひどさ」を強調する映画ではない。

家族が怒り、悲しみながら、前に進んでゆくお話。

 

イーストウッド監督の「チェンジリング」を思い出しました。

「チェンジリング」は実話に基づいているので、

どんな終わり方でも、観る側としてはそれとして受け止める。

というか、受け止めるしかない。

 

「ミッシング」はフィクションなので、着地が難しい。

不思議な気分で見終わる映画。