こんにちは、心の湖水です。

今日は久しぶりに映画を見ました。新海誠さんの、「言の葉の庭」です。

 

この映画を見て思ったことはいくつもありますが、その中でまず一つお話ししようと思います。ずっとぼんやりと思っていたことですが、この映画を見て改めて思ったことは、自分はつまらない生き方をしているのではないかということです。つまらないことにとらわれているのではないか。つまらない、取るに足らないことばかりいつまでも考えているのではないか。なんだか、本質的な生き方をしていないような気がしていました。これからどう生きていけばいいんだろうなと、今も、今までもよく思っていました。

 

この映画を見て、本当に大切なものが何なのか、私はまだ分かっていないのではないかと思いました。恩師K先生もよく、本当に大切なものを見失っていたが、~という経験が本当に大切なものを思い出させてくれたというような話をしてくださいました。その恩師は人間関係をとても大切にしていて、感謝の気持ちを常に忘れず、どんな時でも目の前の人に誠意をもって接してくださる人でした。K先生は人を本当に大切なものだと思っているんだな、私は受験が最も大切なものだと、当時はそう思っていました。それは人それぞれ大切なものがあるよねといった風に。でも、やっぱりそういう話ではなく、人にとって普遍的な、根本的な「本当に大切なもの」というのがあるんだろうなという気がしてきました。それは確かに人が絡んでいるとは思いますが、人に関するどういう点が最も大切なことなのでしょう。人を大切にするとは何でしょう。愛とは何でしょう。S先生は、ご縁が最も大事だとおっしゃっていました。人生8割、いや9割くらいが本当にご縁だよ、そのご縁というのは人もそうだけど人だけではなく、物事とか様々なことも含めてご縁だと。

 

それらのことは、頭で考えてばかりでは分からないことだと思います。頭で考えることも大切だとは思いますけどね。いわゆる経験を積んで学ぶということが大切だと思いますが、いったいどんな経験を積めばいいのかわかません。体験する対象なんて無数にあります。やったことのない遊びやスポーツ、ボランティアとかいろいろあると思いますが、それをやって何を学べるんだろうなと思います。遊びから学べることもあるかもしれませんが、そんなにないんじゃないか。ボランティアは学び多い機会になるような気がしますが。そういう「経験」というのをしていけば、本当に大切なものが見えてくるのかなぁ。バイトとかもあるかもしれませんね。

 

S先生は、物を心で理解するのはご縁の中だとおっしゃっていました。一応今回映画とのご縁があったのでそれを大切にし、これからも映画を見ようと思います。目の前の人を大切にするということもしていきます。それはどうやればいいのでしょうか、目の前の人を愛して、その人の考え方を尊重したり、その人のことをもっと知りたいと思って接するということかな。あと目の前の人に嫌な思いをさせない、迷惑をかけないことも、大切にするということだと思います。例えば私は遅刻癖がありますので、それは相手を嫌な気持ちにさせるため何とか直そうかと思います。