2001年3月12日 尿蛋白1+ 尿潜血+-  クレアチニン1.05

 

 まず医師からは治療の選択肢を示されました。どちらもストロイドパルス療法ですが、1つは1か月ぐらい入院して一気に治療する方法、もう一つは毎週土日のみ入院して、数か月かけて治療する方法です。できるなら前者が良いとは医師からは言われました。

 もちろん会社も休まなければならないので、次回までに決めてきてくださいということでしたが、私の仕事は休みが不規則で、毎週決まって土日に休めるということでなかったですし、やはり将来のことを考えて、一気に治療してしまいたいという思いもあって、会社にはお願いをして、長期で休みをとらせてもらうことになりました。

 

 こうして6月後半から約1か月かけて、ストロイドパルス療法を行うことになったのです。また、この時主治医が交代して2人目の医師に変わったのですが、その医師からは扁桃腺の摘出も勧められ、まずは耳鼻咽喉科で一度検査をしてもらいなさいということを言われました。そこで耳鼻咽喉科を予約して、腎臓との関連性か何かを検査することになったのですが、ただ、その関連性はよくわからないというのが結論で、なんのための検査か、結果としてよくわからなかったです。

 

 問題はここからで、その結果をもってまた腎臓内科を受診したのですが、また主治医が3人目の先生に変わっていたのです。大病院なので、定期的に先生が変わるのはよくあるのですが、それでも数か月でまた変わってしまうとは…。どうやら2人目の先生は短期の繋ぎだったみたいです。

 そしてその新しい先生が、あまり扁桃腺の摘出には積極的ではなかったのです。今はおそらくステロイドバルスと併せて扁桃腺摘出を行うのはスタンダードになっているようですが、当時はそれまでの過渡期で、医師によって対応が分かれていたのですね。

 

 いずれにせよ、入院が6月下旬に決まりました。