●タイトルに「賭け」がつく映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

タイトルに「賭け」がつく映画 ベスト10

 

1 栄光への賭け

オリンピックのマラソン競技に出場する各国の選手やコーチたち、それぞれに国家の威信や利害関係を抱えながら、大会に向け準備をし、結果を求めて臨んだ末に決められる勝ち負け。主に4人の選手陣営を中心にオリンピックのゴールまでを描いています。表面的なメダル争いだけでなく、その裏にある今でいうドーピングの問題や、選手を利用しての賭けなど、競技に孕む諸問題にもスポットを当て、その後のスポーツ界を暗示しているようでもあります。レースは最後に意外な結果が待っていて、予定調和ではないところも興味をひかれました。

 

 

2 キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け

会社の危機、逮捕の危機、他人を傷つけてしまう危機、さまざまな危機に一編に直面した男のあせりが伝わってくるスリリングな展開は見応えがありました。保身のためにあらゆる手段を使って、ギリギリのところで逃れきったかにおもったとき、一番身近な妻から突き付けられた選択。家族でもやはり他人。価値観も違うわけで、最後の一刺しが強烈に効いた印象です。リチャード・ギアのあせる姿がなかなか面白かった。

 

 

3 映画 賭ケグルイ

この手のゲーム物は基本的には面白く観られます。かなりオーバーアクトで濃いキャラクターがたくさん登場してきますが、それはそれで独特の世界観を作り上げていますので、悪くはありません。特に伊藤万理華がボーイッシュな役柄をエキセントリックに演じていたのが目を引きました。結末はちょっとひねって、簡単に主人公が勝ってしまうような展開にもっていかなかったのも、この作品らしさかもしれません。ただギャンブルが強いとはずのキャラクターである村雨の強さがあまり出ておらず、さらにカードを出すまでの心の読みがほとんど描かれておらず、出たとこ勝負的な感もあったのが、ちょっと弱いところ。相手が何を出すか、心の内の読み合い、探り合いなんかをもうちょっと見てみたかった思いはあります。それにしても大人が一人も登場しないギャンブルだらけの学園映画。あまりにも現実離れしていてるがために、かえって純粋に楽しめたのではないかとも思っています。

 

 

4 華麗なる賭け

なんともおしゃれで粋なクライム・ムービー。冒頭での銀行を襲うスタイルからスマートで、これで犯人が発覚しなければもっと格好よかったのだけれど、そこまでは贅沢を言いません。マックィーンとダナウェイの頭脳線も、どこからどこまでが芝居でどこまでが本音なのか、観ている側も頭を使わせられます。話の展開には大きなはったりも仕掛けもないので、その点では物足りなさもないではないですが、ムードを味わうには充分すぎる雰囲気を持った映画でしょう。いい意味での古さはあっても、今観てもおしゃれと感じることができました。

 華麗なる賭け

 

5 極道の妻たち 危険な賭け

いつものシリーズですが、とにかく派手な殺し合いが多く、ここまでだと現実味がかえって薄れてしまう。まあ娯楽映画だから仕方ないけれど。

 

 

6 夜を賭け

生活のにおいが感じられるリアルな作品。集まれば喧嘩ばかりという小集落の仲間たちは、多少大袈裟な演技という感じもしないではないですが、エネルギーは充分感じます。ただし、この手のものはどこかにメッセージを伝えたいものがあるのでしょうが、あれこれ要素を積め込んでしまって、一番伝えたかったのが何かということが、うまく届かなかった印象は残りました。その中生背も山本太郎は熱演していますし、ベテラン俳優も脇どころをきちんとした存在感を持ってこなしているだけに、何か、これだ、というものが一つあれば、非常に感動のある作品になったかと思うと、その荒削りさが残念な気がします。

夜を賭けて 

 

7 海の情事を賭け

伝説の赤木圭一郎主演。まあ、この時代ならではのスター映画。

 

 

8 ビジョン・クエスト 青春の賭け

マシュー・モディン主演も青春映画。高校レスリングという地味なスポーツを取り扱っているところが珍しいですが、展開としては

 

 

9 翼に賭ける命

もう少し航空シーンを見たかった。基本はメロドラマですね。

 

 

10 西部に賭ける女

異色の西部劇だか、中身は薄い。色気はたっぷり。