●ジャン=ユーグ・アングラード 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ジャン=ユーグ・アングラード 出演映画 ベスト10

 

監督業にも挑んだことのあるフランスの俳優さん。

 

1 世界で一番好きな人

プレイボーイの医者となだれこんできた患者の少女の、不思議な関係。親子ほども年の違う二人、難病を抱えた物悲しさと、振回されながらも少女のことが気になってしかたない純愛と、なかなか面白い作品になっています。主人公の医師をジャン=ユーグ・アングラードが演じています。

 

 

2 鯨の中のジョナ

ユダヤ人収容所を舞台に、父親(ジャン=ユーグ・アングラード)に続き母親もなくした幼い男の子が悲しい。それでも最後には亡き父の幻影に励まされ、希望を持てる形で終わったのでほっとしました。

 

 

3 テイキング・ライブス

最初からイーサン・ホーク演じるコスタの怪しさは明白だし、ラストの妊娠もどうも胡散臭いと思ったら、実際もそうでしたという感じ。そういった意味で謎解きという面では脚本・演出とも甘さが残ります。しかし女捜査官の愚かさと執念という人間的なドラマ面が描かれているのは評価できるでしょう。刑事役でジャン=ユーグ・アングラードは出演しています。

 

 

4 裸足のトンカ

ジャン=ユーグ・アングラード監督&主演。力の衰えたベテランスプリンター(ジャン=ユーグ・アングラード)と野性的な若き女性スプリンター。結局は、自分のためでなく愛する人を勇気付けるために走っていたというところにいきつくことに、共感を呼べるか否かというところでしょう。スポーツ映画としては達成感、爽快感が欲しかったところ。

 

 

5 略奪者

このクライム・ムービーも砂漠という舞台のせいか、乾いた人間関係がヒリヒリと伝わってくるような演出を見せています。ところがそれが単発。意外に緊張感がないのです。さらにどの登場人物にも感情移入ができないため、物語を物語として見る以外の感情が持てないのが残念。風景がなんともいいだけに、惜しい気がしました。ただしハリウッドのような過度の演出がないところは良いかも。ジャン=ユーグ・アングラード主演。

 

 

6 青い夢の女

 ところどころ笑えるところはあったものの、全体としては分かりにい映画でした。フランス映画らしい会話を主体にした、ある意味理屈っぽい進行で、やや疲れてしまう部分もあるのです。トランクや墓場のシーンなど急にコメディらしい笑い処も出てくるのですが、全体の流れからすると唐突な感じも。主人公の精神科医をジャン=ユーグ・アングラードが演じます。

 

 

7 ニキータ

リメイク版を先に見ていたので、この作品に対しては特に魅力も目新しさも感じる事ができなかったです。悪事を働いてきた女が、愛に目覚めて行く過程がテーマなのですが、それもありきたりといってしまえばそれまで。リュック・ベンソンらしい奇想天外なアイディアではありますが…。ニキータと愛し合うようになる男がジャン=ユーグ・アングラード。

 

8 ベティ・ブルー 愛と激情の日々

生々しい愛の世界を描こうとしているのは分かりますが、あまりに生々しすぎて嫌悪感を覚えてしまいます。それはどうもベアトリス・ダルという女優に大きく原因があるのかもしれません。個性の強い独特のルックスがどうも受け付けないのです。その好きになれないヒロインが激情のあまり狂気にはまっていくので、感情移入どころではなく、反発を感じてしまうのです。さらにセックスシーンの生々しさなので、それらの条件が重なって、臭いがしてきそうなほどのムッとした空気を感じ、好きになれない作品になってしまいました。相手役がジャン=ユーグ・アングラード。

 

 

9 とまどい

いかにもフランス映画という感じの恋愛映画です。どこか理屈っぽさがあり、恋愛映画として素直に楽しめないのです。室内での会話が多く、展開が地味。主演のベアール演じる不満のたまった妻の不倫相手がジャン=ユーグ・アングラード演じる編集者。

 

 

10 王妃マルゴ

新教と旧教の争いの中での虐殺シーンは強烈で、最後まで強烈な印象が残りましたが、歴史的背景を理解しないで観ると、やや難解なストーリーでした。マルゴの人間性というものも今一つつかみきれないまま終わりました。ジャン=ユーグは国王役。