●クリストファー・ウォーケン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

クリストファー・ウォーケン 出演映画 ベスト10

 

コメディからシリアスドラマ、

愉快なおじさんから、エキセントリックな役どころまで

幅広い役どころを演じてきた俳優さん。

独特の色気が好きです。

 

1 ジャー・イズ

イーストウッドのそつのなさ。音楽の使い方も最高で、知らず知らずに引き込まれていきました。バンドの成功、栄光、そして挫折を描いた映画は数多いですし、この作品もその王道からけっして外れる者でなく、ストーリーとしてはオーソドックス極まりないのですが、それを魅力的な作品に仕上げてしまう手腕は大したもの。スターも登場しませんし、まさに物語と音楽と演技だけで素晴らしい作品を創り上げています。田舎町出身の素朴な雰囲気を出すにも、スターでなくて正解だったかもしれません。良かったです。クリストファー・ウォーケンはマフィアのボス役。

 

 

2 ヘアスプレ

始まるや否や、のっけから挽きつけられました。あとはこれでもかこれでもかという、歌と踊りと懐かしさを感じる素敵な衣装。好評なのも納得の素敵なエンタテイメントに仕上がっていました。最近の成功ミュージカルの例に漏れず、舞台から映画化ということで、内容についてはすでにとやかくいうこともありません。映画としての成功は、まずは主演のおデブの女の子、ニッキー・ブロンスキーを見つけたことでしょう。とにかく彼女の笑顔が最高にチャーミングで素敵なのです。歌えて、踊れて、底抜けに明るくて、笑顔が輝かしい彼女をヒロインに据えたことで、半分以上この映画の成功は決まったといえるかもしれません。そのヒロインの父親役がクリストファー・ウォーケン。

 

 

3 ステップフォワイフ

現代の女性のあり方、妻のあり方、男性が望む妻の姿、そんなものに対する痛烈な風刺が込められているブラック・コメディですが、最初から最後まで楽しく見られました。日本未公開作品のリメイクということですが、アイディアが新鮮で、今の時代にぴったりなテーマで、興味深く見られます。この手のものにニコール・キッドマンはぴったりはまり、特異な設定がリアルに思えてくるほど。で、結局は伝統的ステレオタイプの良妻賢母でなく、自由に人生を活き活きと過ごす現代のスタイルに軍配が上がったわけですね。紳士クラブの会長役でウォーケンは出演。

 

 

4 デッドゾ

監督がデヴィッド・クローネンバーグだけに、一筋縄でいかない独特の不思議な世界が描かれたSFサスペンスホラームービーです。クリストファー・ウォーケンは主役の高校教師を演じていますが、昏睡状態から5年ぶりに目覚めたら、不思議な力を身につけていたという役どころ。クローネンバーグとしては過度にグロテスクにならずに、正統派に近い娯楽映画になっていたという印象です。

 

 

5 もしも昨日がべたら

人生の嫌な部分は体験しないようにリモコンで早送りし、目的を達成した場面だけを味わっていく。そのうちに飛ばされた部分で何が起きていたのか、気になりだしていくという展開なのですが、DVDのリモコンからヒントを得たような一種のタイムマシーンを使って、人生に大事なものは何なのかを説いています。そういう意味ではやや教訓的というか説教っぽいところはあるのですが、アダム・サンドラーのとぼけたゆるい笑いが、今作に関しては良い方に生かされています。老けメイクやデブメイクなど特殊メイクを使ったネタも面白く、また記憶のない空白の時間に戸惑う主人公の様子は、どこか悲哀を感じさせながらも、くすくすと笑わせてくれます。もっと自分の周りの家族を大事にしなければ、そんな気持ちを少しでも抱くことができたら、この映画を観た価値があったというものでしょう。あやしい雑貨店の従業員をクリストファー・ウォーケンが演じています。

 

6 マイボディガ

宣伝では『レオン』ばりの大人と少女の愛を前面に打ち出していましたが、基本は復讐を誓った主人公のすさまじさを描いた犯罪サスペンスといった面が強いです。後半は緊張感を持続しながらも、短いシーンを多用した映像でサスペンスを盛り上げます。なんといっても家族でもない少女のために自らの命を差し出すラストは凄まじさと同時に切なさを感じさせられました。デンゼル・ワシントン演じる主人公の先輩役でウォーケンは出演。

 

 

7 タイムトラベラ きのうから来た恋人 

ブレンダン・フレイザーがはまり役。設定こそ核シェルターで35年間暮らした男という現実離れした設定ですが、内容はれっきとしたラブコメディ。その主人公の父親で変人役のクリストファー・ウォーケンがいつもとは違う意外性を発揮。

 

 

8 ディアハンタ

戦争の前後を対照し、戦争に携わった人々の変貌を映し出すことで、ベトナム戦争の狂気と無意味さを問う社会派戦争ドラマ。アカデミー作品賞をとったことからも、まさにこの時代を映し出す意義の深い作品であることは伝わります。ただ3時間を越える長い時間観ている物を引きつけておくには、やや退屈なシーンも何箇所かあり、その点でキレがなくなってしまったのは惜しい。体を失う者、幸せな生活を失う者、愛する人を失う者、命そのものを失うもの、いずれにせよ二度と戦争前の穏やかで安らいだ日々は戻らないのです。親友グループの一人がクリストファー・ウォーケン。

 

 

9 グリニッチビレッチの青春

過保護な母親から離れ、夢を漠然と追いながらも、恋人や友人たちと過ごす日々。学校を卒業し、本格的に自分のの道を見つけて取り組むまでの、人生における階段の踊り場のような時代のどこか行き当たりばったりの怠惰な空気感と、一方でどんな可能性をも持ったキラキラ輝く未来への可能性を秘めた希望と、双方を混ぜ合わせたような雰囲気が、いかにも青春時代といった感じでした。運よくチャンスをつかんだ主人公は恋人や母親、そして青春を過ごしたその地に別れを告げ、新しい道へ旅立っていくラストは、感慨不快ものがありました。グレニッチ・ビレッチに集まる若者の一人としてクリストファー・ウォーケンは出演。

 

 

10 007美しき物たち

これぞ不死身の男ジェームス・ボンドの本領発揮というアクション。特に橋の上の決闘シーンは、アングルも上からで、高所恐怖症にとっては、実にたまらないものがあります。ボンドガールも個性的な面々が出てくきますが、その中でクリストファー・ウォーケンは適役の大富豪を演じています。

 

 

11 ジャングルブック

12 25年目の弦四重奏

13 天国の

14 燃えよ!ピンポン

15 キャッチー・イフー・キャン

16 パルプフィクション

17 ニックオブタイム

18 トゥルー・ロマンス

19 デンバに死す

20 ミラグロ 奇の地