●ジェームズ・フランコ 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ジェームズ・フランコ 出演映画 ベスト10

 

イケメン俳優をとりあげます。

 

1 スパイダーマン

エンターテイメント作として充分満足できる内容です。限られた登場人物が複雑な関係になっていて、展開も2時間を超す時間に耐えられる飽きさせないものになっていました。特撮シーンもふんだんかつ楽しめるレベルになっていますし、青春映画という趣きのキャスティングも結果的に成功。完全なハッピーエンドではない終わり方も、この手の勧善懲悪ものとしては意表をつかれ悪くありません。トビー・マグワイア演じる主人公の親友役でジェームズ・フランコは出演。

 

2 猿の惑星 創世記(ジェネシス)

いわゆる前日談としては良くできていたし、素直に面白く観られました。特に興味深かったのは、主軸である猿の進化による自立と主人公との心の通じ合いよりも、エンドロール後のラストシーンにある人類滅亡への序章というべき部分です。実は人類自身が滅亡への引金をひいたというところで、旧シリーズにも感じられたブラックで皮肉的な色合いを、今回の作品でも引き継いでいると思うと、思わずニヤッとしたくなる気分でもありました。もちろん本線である猿たちが次第に知恵をつけ、人間の力を上回っていく過程は、映像的にも楽しかったですし、まったく飽きさせることもなかったです。地球上で一番偉い種族が人類であるという我々人間のおごりを、再びこの作品で突かれたようでもあり、大地球の中でもっと謙虚であらねばと、改めて思わされる映画でもありました。主人公の科学者を演じるのがジェームズ・フランコ。

 

 

3 サード・パーソン

3つの物語の進行がどこでどうつながり、或いは交差していくのか、それらを表す欠片を見逃すまいと、終始緊張感を持って観ることができました。ところどころに別のエピソードの人物と重なる部分がありながらも、それと同時に矛盾を抱え、この3つのエピソードの時制や場所さえも疑ってみたくなるのですが、監督自身が答えはないというように、明確な答えは見えてきません。またポイントとなるいくつかの出来事-例えばモニカが金を渡しに行く場面、或いはジュリアの親権が奪われるきっかけになった息子との事故-について、あくまでも主観的な会話の表現だけにとどめ、具体的な映像や説明を敢えて省いているところからも、かなり観ている側に委ねている部分が多いのは伝わります。さらにラストシーンにおいては、その謎かけをさらに増幅させたまま終わってしまうので、妙な余韻があとに残って仕方ありません。それでいて不思議な満足感もあるのもまた事実。完全にしてやられました。ジェームズ・フランコは離婚した元夫役。

 

 

4 スパイダーマン2

エンターテイメント作としては充分な出来。今作では特に正体を明かせないスパイダーマンの苦悩を中心に描かれていて、ドラマ的要素も盛り込まれているのが共感を呼びます。さらにそれを知った恋人や親友の心もまた興味深く、3作目に期待を持たせるようなラストも思わせぶりだが悪くないです。4つのアームを持つ博士の姿も異様だが、CGも上手に使われていました。

 

5 オズ はじまりの戦い

大人子供関係なく家族で楽しめるおとぎ話です。モノクロとカラーの使い分けなど、オリジナルに敬意を払いつつも、現代の最新技術も駆使し、映像面でも魅力のある作品になっていると思いますよ。翼のある猿、陶器の少女など、作られたキャラクターも愛らしく、また豪華女優陣による3人の魔女の競演も見どころ。ストーリー展開はいかにもおとぎ話というような王道的なものではありますが、主人公たちをついつい応援したくなるようなところは、さすがディズニーといった巧みさ。最後はちょっとほろりとさせられ、後味も良好。ジェームズ・フランコは若きマジシャン役で主演。

 

 

6 スパイダーマン3

敵が3人に増え、今まで以上にパワーアップした作品として楽しませてくれます。とにかく深く考えないこと。一つ一つはばかばかしいことばかりなのですが、それを言ったらこのシリーズは成り立ちません。今回は特に、ヒーローであるスパイダーマンの悩みと隠れたダークサイドの部分が露わになり、返って人間らしささえ感じ、心情的にもより後押ししたくなりました。叔父殺しへの復讐心、MJを奪った親友ハリーへの復讐心、社員の座を横取りした新人カメラマン・エディへの復讐心、そして自分を振ったMJへの復讐心…ピーターの様々な復讐心が、黒スーツを着用することで、行動として現れてきます。もはや正義の味方ではないスパイダーマンに、観ているほうもヒヤヒヤしてきます。

 

 

7 誰のせいでもない

ひとつの避けられなかった交通事故の加害者と被害者(子供)の親。その後の人生を追いながら、一つの事故がその当事者と周囲の人々の人生にどう影響を与え、そのトラウマからどう立ち直ろうとしていくのかを、長い年月の経過の中で描いた心理ドラマです。映画では短い時間でも、実の出来事としてはかなりの年月。その間には、何年もの間会っていない中での再会という場面もあり、その時の心理状態や生活状態によってその関係性が変わっていくのも興味深いところです。ジェームブ・フランコがどん底から少しずつ這い上がっていきながらも、どこかで事故の影を引きずっている主人公を繊細に演じています。

 

 

8 25年目のキス

最後の野球場のシーンが印象的なドリュー・バリモア主演の典型的なラブ・コメディです。コピーライターがレポートのために高校へ潜入という設定こそひねってありますが、あとは予定調和の展開で、安心して見られます。ジェームズ・フランコにとっての初映画出演作。

 

 

9 フライボーイズ

戦争中の友情、愛を描いたドラマチックな戦争映画。オーソドックスなプロットではありますが、色んな背景を持った青年たちの意地と誇りを持っての戦いぶりは、心に響くものがあります。ジャン・レノ演じる上官の暖かさがまた染み入りました。ジェームズ・フランコ主演作。

 

 

10 トリスタンとイゾルデ 

昔ながらの悲恋ストーリー。まさに王道。運命に翻弄される二人の悲劇が、時代背景と戦争というアクションと合わせて浮きあがってきます。トリスタンを演じるのがジェームズ・フランコです。

 

 

11 ラヴレース

12 ミルク

13 THE ICEMAN 氷の処刑人 

14 ソニー

15 告発のとき

16 容疑者

17 アラビアの女王 愛と宿命の日々

18 パロアルト・ストーリー

19 127時間

20 パーフェクト・プラン