トミー・リー・ジョーンズ 出演映画 ベスト10
最近はCMのイメージの方が強くなっているのかも。
1 ある愛の詩
あまりに有名な悲しい恋愛物語。『愛とはけっして後悔しないこと』のセリフは映画を見ていなくても聞いているという言葉。それだけに物語の展開には新鮮味があるわけではないですが、音楽が見事にリンクしてきて、悲しみを盛り上げてくれます。父親への意地が二人の閉鎖感というものを強調して、悲劇を増長しています。無名のトミー・リー・ジョーンズも実は顔を出しています。
2 スペース・カウボーイ
宇宙衛星の危機に立ち上がったかつての宇宙飛行士たち4人の活躍を描いたクリント・イーストウッド監督作。序盤からなかなか好調。年をとっても若い者には負けないとの粋が全編に表れた爽快な作品に。トミー・リー・ジョーンズもそのメンバーの一人ですが、あることが原因で宇宙に行けないことに。
3 JFK
ケネディ暗殺と言う実に微妙で重いテーマを真剣且つ重厚に、そして見応えあるものに仕上げており、ストーン監督の意欲が充分以上に伝わってくる社会派ミステリー。出演俳優も豪華。誰が真実を言っているのか、ケネディ問題について一石もニ石も投じるような衝撃的で論理的な内容は、観ているうちにどんどん惹きこまれて行きます。特に裁判が始まってからの場面は、ただ説明しているだけでも息を飲むほど。そして最後に残るのは、巨大な権力の前にはいかに国民一人一人が無力であるかということ。実際のニュース映像も使用しているため、説得力もあります。トミー・リー・ジョーンズは黒幕と目された社交界の名士役。
4 メン・イン・ブラック
トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスとのコンビによる人気シリーズ。二人の掛け合いと、愛嬌のある宇宙人たちの姿がとにかく楽しいSF映画です。
5 天と地
戦争に運命を翻弄させる一人のベトナム女性の半生を、ベトナムと米国を舞台にした家族との関わりの中で描いていますが、根本にあるのはやはり戦争への悲痛な思い。次第に強く自立していく主人公をティー・リーが熱演していました。長い年月を時間内に納めているため、展開もハイテンポで目が離せない。ただ、ベトナムでの会話がすべて英語というのはどうも、リアリティに欠けるのですが…。主人公と結婚する相手がトミー・リー・ジョーンズ。
6 歌え!ロレッタ・愛のために
シシー・スペイセクの唄がなかなか板についていて、オスカー獲得も納得の熱演ぶり。若いトミー・リー・ジョーンズも粗野な感じがきちんと出せていてこちらも好演。歌手としてスポットライトを浴びながらも、夫や子供たちのいる家へ落ち着き、ほっとしました。
7 ボルケーノ
一難去ってまた一難という構成はパニックムービーならではの恐怖感を守り立ててくれます。死者がかなり出るが最後は笑顔で終わりというのはひっかからないではないですが、災難が過ぎた安心感、そう快感はこの手の作品の結末としてはやはり重要になるのでしょう。トミー・リー・ジョーンズは危機管理局の局長役。
8 メン・イン・ブラック3
奇天烈な格好のエイリアン、現実離れした夢のある小道具たち、そこにタイムスリップの要素が加わった第3弾。時代背景が変わると、同じエイリアンでもまたちょっと違った雰囲気になるものですね、組み合わせとしては新鮮でした。次から次に出てくる変なエイリアンたちは、その様子を眺めているだけでも楽しいし、どんな道具が飛び出すか、ドラえもんのポケットを覗きこむような感覚でもありました。惜しいのはトミー・リー・ジョーンズの活躍の場が少なかったこと。
9 逃亡者
無実の逃走犯がどう逃げるかという興味と、真犯人探しの興味があいまって、展開もだれることなく最後まで興味をひっぱってくれます。とにかくひと時も目を離せず、面白く観られました。捜査に当たる連邦保安官捕がトミー・リー・ジョーンズ。
10 メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
風変わりだけれど、味わい深い異色のロードムービーです。謝って殺された親友の遺体を埋めるために、埋葬の地を捜し求める旅に出る主人公の義理堅さはある意味狂気といえるほど。殺してしまった男との不思議な道中は、別の追っ手とも絡んで常に緊張感の漂うものとなっています。自ら監督したトミー・リー・ジョーンズが渋い!派手な作品ではないですが、男同士の絆の太さを感じる暖かい作品でした。
11 今宵、フィッツジェラルド劇場で
12 リンカーン
13 沈黙の戦艦
14 英雄の条件
15 終戦のエンペラー
16 メカニック ワールドミッション
17 ダブル・ジョパディー
18 告発のとき
19 ブラックライダー
20 ノーカントリー