●クライヴ・オーウェン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

クライヴ・オーウェン 出演映画 ベスト10

 

決して派手ではないですが、落ち着いた大人の魅力があふれ、

男から見ても、かっこいいなと思える俳優さんです。

わりとメジャーになってきたのは40歳近くになってからと、やや遅咲き。

 

1 インサイド・マン

さすが、これだけ芸達者な俳優が名を挙って出演しているだけあって、かなり面白いクライム・サスペンスになっています。最後の最後まで気を緩めることができない仕掛けの数々には驚かされてばかり。一つ一つの仕掛けや会話1つとっても緻密に伏線として張られ、あとになって繋がりを見せるしゃれた組み立て。犯人グループのリーダーをクライヴ・オーウェンは演じています。

 

 

2 クローサー

ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、ジュード・ロウそしてクライヴ・オーウェンと4人の男女の大人の恋愛心理を描いています。ほぼ4人しかいない登場人物が互いに絡み合い、さらに時制が複雑にとびまくるので、結構観ていて頭を使う知的ゲームという趣もありますね。クライヴ・オーウェンの濃さがジュリア・ロバーツの冷めた感じと対照的で、これもアンサンブルの妙になっています。

クローサー 

 

3 エリザベス:ゴールデン・エイジ

女王としての孤独=自分と同じ立場にいる人間がなく、最終的にはすべて自分が決断し命令していかなければならない立場、そして民のために国を守っていかなければならない立場、女王になった者にしか分からない悲哀のようなものが全編通じて伝わってきます。ケイト・ブランシェットかせ貫禄たっぷりに女王を熱演。そのエリザベスが惹かれる海賊を演じるのがクライヴ・オーウェン。

 

 

4 ゴスフォード・パーク

とにかく出演者が豪華で且つ登場人物が多く、人間関係を整理するだけでも結構大変だったりします。ミステリーの形をとりながら、ロバート・アルトマンらしくウィットに富んだ会話でストーリーを展開させていく巧みさは見事。クライヴ・オーウェンは従者の役。

 

 

5 ザ・バンク 堕ちた巨像

クライヴ・オーウェン主演の社会派サスペンス。銀行の内部告発というややとっつきにくい題材の中で、派手な銃撃戦もあったりと、やや難解ながらも、見どころを抑えた作品となっています。

 

 

6 トゥモロー・ワールド

近未来を舞台にしたSFアクションムービーでクライヴ・オーウェン主演作。2027年、人類は18年間も子供の誕生がない状態で、英国以外の世界は壊滅状態であるというのが設定。こういう終末感の雰囲気が好きであれば、それなりに楽しめるのではないかとは思います。

 

 

7 キラー・エリート

この手のサスペンス・アクション映画は、必ずしも複雑にすればいいというものではないのですね。実は…、実は…と終盤に意外な展開でねじってくるものの、観ている方がその整理に追われてかえって疲れてしまうのです。単純でもスカッとさせてくれるような正統派アクションの方が楽しめたりすることもあるわけで、私にはついていくのが精いっぱいという感じでした。クライヴ・オーウェンは元特殊部隊の隊員役。

 

 

8 ボーン・アイデンティティー

マット・デイモンの鍛えられた肉体への変貌ぶりは見事、ですが、人気シリーズの中では、いまひとつ印象の薄い作品。無理にストーリーを作っていて、ポイントが見えにくいものになってしまって残念。クライヴ・オーウェンは教授の役。

 

 

9 シン・シティ

かっこいいです。殺人シーンはかなり「エグい」けれど、それが気味悪いとか恐ろしいとかいう方向にはいかず、あくまでもスタイリッシュな映像でスマートに切られています。デヴォン青木演じる殺人マシンと化した女の斬りっぷりといったらそれは見事。そしてなんといっても超豪華キャスト。よくも集めたと思うぐらいに、ちょい役にまでそこそこ名の通った俳優が次から次へと出てきました。その一人がクライヴ・オーウェンとなるわけです。

 

 

10 すべては愛のために

慈善事業にテーマを置いた社会派ドラマにみせかけておいて、実は悲劇の不倫ドラマというわけで、ボランティアに力を注ぐ青年医師をクライヴ・オーウェンが演じ、アンジェリーナ・ジョリーの相手を務めています。