●須賀健太 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

須賀健太 出演映画 ベスト10

 

子役で人気だった須賀君も、すっかり好青年に成長。

神木君のように上手に大人の俳優に移行していけるのか

これからが正念場。

 

 

1 ALWAYS 三丁目の夕日

2 ALWAYS 続・三丁目の夕日

3 ALWAYS 三丁目の夕日’64

子役としての須賀君の代表作です。純粋に映画の世界に入り込めて、今の時代では忘れ去られつつある人と人の気持ちの繋がり、情の通い愛を充分に感じることができる作品です。けっして裕福な生活をしているわけではなく、文化的生活にはまだ遠い次代でも、日々の生活の中に楽しみを見つけ、精一杯楽しく暮らそうとしている人々に共感を覚えずにいられませんでした。須賀君は吉岡秀隆演じる冴えない小説家と暮らす引き取り手のない少年を健気に演じています。続編も一定以上の質を保ち、ちゃんと期待に応えてくれています。須賀君も須賀君演じる少年も、作品の中でともに成長していく感じが良いですね。

 ALWAYS三丁目の夕日

 

4 バースデーカード

出てくる人物がみんな優しくて、温かくて、好感度の高い映画です。主人公一家に限らず、恋人となる同級生、近所のおばさん、母親の故郷の友人たちと、みんな情に厚く思いやりにあふれた人たちです。娘の誕生日毎に手紙を残して亡くなった母親の優しさと無念さ、その言葉に従い、そして成長とともに反発心も芽生え、それでも母の気持ちを再認識して再び受け入れる橋本愛演じる娘。そんな娘を優しく、時に厳しく見つめる父、そしてマイペースの弟(須賀健太)。心地良い映画でした。

 

 

5 でーれーガールズ

女子高時代の甘くほろ苦い友情物語、わだかまりをどこかに抱えたまま別れてから30年ぶりの再会。青春時代から心に引っかかったままの後悔が、その再会によって溶けていくような穏やかな気持ちになれるとともに、まだ心の大人になり切れなかった少女時代を懐かしくも苦々しい思いで振り返る様子に、青春映画特有の味わいを感じることが出来ました。そんな女子高生の一人と仲良くなる男の子の役で須賀君は出ています。

 

 

6 スイートプールサイド

須賀健太主演作、ですがちょっと変わった青春映画です。たかが毛、されど毛。それがコンプレックスにもなりうれば、欲情の対象にもなるということ。多くても少なくても悩みの種だったりするわけで、そんな毛にまつわる思春期終盤を迎えた男女の極端な悩みと暴走を描いて、思い切った作品です。よくもこのテーマでここまで思い切ったと。女の子が男の子に毛を剃らせるというシチュエーション自体があり得ないのですが、その場所が野外であったり、水着姿であったり、さらにはそれを保管して口にしたりと、もうこれは変態です。でもその変態がどこか分かってしまうところが、この映画の巧みなところ。

 

 

7 舞妓Haaaan!!!

かなりハイテンションなコメディで、ときどき置いていかれそうになりながらも、さすがクドカン。笑いどころをふんだんに盛り込んだ楽しい作品に仕上げました。かなり現実離れしたバカバカしいお話で、当然出てくるキャラクターにもまともな者はほとんどいません。完全に独自の世界を作りこみながらも、その中でもわかりやすいギャグをつなぎ合わせ、マニアックに行ってしまいがちな所を、大衆マス向けにまとめあげたところはさすがです。カメラ小僧の一人として須賀健太は登場。

 

 

8 椿山課長の七日間

まさに浅田次郎のファンタジーといった作品で、親子の繋がりをメインにハートウォーミングなドラマがユーモアをもって繰り広げられます。「よみがえり」の映画は古来数々作られてきていますが、この話の特徴は期間限定で且つまったく別人であるということ。主人公の中高生時代を須賀君が務めています。

 

 

9 青鬼

流れはシンプル。70分という時間であればこれでもOKでしょう。所詮はアイドル映画なので、どぎつくならないように映像もオチも気を遣っているのが感じられます。須賀君はクラスになじめない転校生役。

 

 

10 釣りキチ三平

無難な少年映画だが、CGはちょっとちゃち。滝田洋二郎監督が『おくりびと』の次ということで注目されましたが、意外な線で来ました。須賀君の主演作。