成宮寛貴 出演映画 ベスト10
すっかり好青年というイメージが定着し、
着実にキャリアを積んできています。
今回はそんな成宮君を取り上げます。
1 深呼吸の必要
沖縄の離島にさとうきび刈のアルバイトにやってきた訳ありの若い男女。そこでの短い間の共同生活を通して、それぞれが成長して帰っていくという青春ドラマです。さとうきび畑で作業を続ける若者たちの姿に、自然と引き込まれていきます。成宮寛貴は長澤まさみ、香里奈、谷原章介、大森南朋らとともに、アルバイトの一人として出演。
2 ラヴァーズ・キス
一つの時間の進行を3つの視点から描く手法で、現代の高校生の恋愛模様を描いた群像青春ドラマ。青春時代特有の濃密な関係が瑞々しく表現されていて、ともすれば眉をひそめたくなるようなセックスや煙草や酒に関する描写もさりげなく描かれています。主人公を演じる平山綾のボーイフレンドという立場の役を成宮君は演じています。そのほか宮崎あおい、市川実日子らも出演。
3 のぼうの城
野村萬斎でなければこの映画はまったく別のものになっていたでしょうね。彼の飄々とした個性が十分に生かされた、華やかでスケール感があり、それでいてユーモアたっぷりの楽しい時代劇に仕上がりっています。家臣の一人として成宮寛貴は出演。
4 ばかもの
成宮君と内田有紀演じる年上の女性との長年にわたる関係を描いた恋愛映画ですがこれがまた波乱万丈。さすが金子修介監督らしく、単純な恋愛ものに終わらなかったですね。中盤はいつの間にかアル中映画になっていて、それがまた最後に恋愛映画に戻ってくるという構成。その間の時間の経緯の中で、二人の関係性が変わっているのを、演技の中で見せる二人にも注目でした。
5 ハルフウェイ
北乃きいと岡田将生の高校生の恋愛と進路を描いた青春恋愛映画です。好きで好きでしょうがない気持ちがどこかうざい感じになるなど、瑞々しい映像の中でも等身大でリアルな高校生の恋心が映し出され、微笑ましくもせつなくさせられます。成宮寛貴は担任の先生として登場。
6 NANA
青春期における夢・恋愛・友情・自立といったテーマが散りばめられ、正統派の青春恋愛映画。青春映画としての永遠のテーマかもしれない夢をとるか、愛をとるか、様々な映画で様々な選択がなされてきたわけですが、この映画の中では、夢を選択しながらも愛を捨てきれない、かっこつけてはみたもののきっぱり区切りをつけきれない、そんな等身大の20歳が描かれていて好感は持てました。バンドメンバーの一人として成宮寛貴も出演。今改めるとそうそうたる面々です。
7 あずみ
遊び心いっぱいのカメラワーク、ＣＧを使ったアクロバチックなアクション満載。いささかＳＦチックな展開もあるが、それは原作が漫画、ある程度は我慢しよう。どぎつい殺しのシーンや死体の山々は確かに目を被いたくなるのではあるが、いきなり始まるバトルロワイアル時代劇編から、サバイバル合戦の展開は結構ワクワクしてしまいます。成宮寛貴はあずみたちと使命を果たしに旅するメンバーの一人。
8 ドロップ
品川ヒロシが監督を務めたことで話題になった喧嘩ムービーで成宮寛貴は主演。不良仲間との友情をはぐくみながら男としても成長していきます。漫才を生かしたセリフの掛け合いはさすが漫才師。
9 ララピポ
成宮寛貴主演による群像型のナンセンスコメディ。風俗スカウトマンを演じています。病んだ人々が多数登場し、裏世界に身を置く人々のあれこれを強烈に風刺。かなり品のない脚本で好き嫌いはあるでしょうね。
10 アンフェア the movie
特に終盤は目まぐるしく変わり、一見こいつが怪しいと観ている者を思わせておいて実は…という点などは、サービス精神も旺盛です。私も騙されました。芸達者の俳優を揃え、客を呼ぶためにスターを集めただけという「安易」な作品にはしたくないという意思を感じさせる「劇場版」でした。テロリストの一人として成宮寛貴は出演。
