塚本高史 出演映画 ベスト10
彼ももう30代になっているのですね。
最近は白髪も目立ってきているようですが、
とはいっても30代。
これから落ち着いた役もどんどんできるでしょうし、
20代の頃とは違った塚本君も観てみたいものです。
多くの出演作からの厳選された10作プラス10作。
チョイ役というパターンも結構多いです。
1 ロボコン
まだブレイク前の長澤まさみが主演した文化系青春映画です。ロボットコンテストに参加することになっただめだめ高校生の奮闘を描いた作品です。塚本高史、小栗旬、伊藤淳史と今みると錚々たるキャストですが、恋愛要素を一切はぶいても、面白くて楽しい青春映画を作れるものですね。塚本高史もロボット部のメンバーの一人です。
2 深紅
殺人を犯した親を持つ娘、その被害者が親だった娘、同い年の2人が近づくことで、表面的に見せる顔とは別の、心の裏側で交錯する複雑な思いの探り合いがなんともいえないスリルを醸し出している心理ドラマです。2人の心理的なやりとりの間に、12年前の真実を併行して事実を小出しに見せていく構成はなかなか心憎く、2人の娘の心理的な揺れを表現するために効果的でした。内山理名演じる主人公の恋人を塚本君が演じています。
3 僕らのワンダフルデイズ
50代のおやじたちが若いころに組んでいたバンドを再結成し、青春を取り戻すという作品ですが、これが笑えて泣けて温かで素敵な作品なのです。主演の竹中直人は相変わらずの調子なのですが、それよりも周りのメンバーのキャストに皆味がありましたね。特にせりふ棒読みの稲垣潤一が実は結構はまっていまして、こいつありえないというキャラクターに、不思議とぴったり。病気、家業の不振、介護問題、親子関係等々それぞれがさまざまな問題を背負っている中、死を前に青春を取り戻したいという気持ち、よく伝わってきました。塚本高史し居酒屋マスター役で友情出演。
4 アウトレイジ
組織の中での昇進と保身のために、それまでの敵味方を関係なく殺しをエスカレートしていく登場人物たち。そして、その殺し合いによって、絡み合った複雑な関係が露になりながらも整理されていく過程。北野映画としてはいつも以上に物語の展開を饒舌に語ってくれましたので、とにかく面白かったです。予想のつかない展開で、飽きることなく最後まで観ることができました。そんなヤクザな面々の一人として塚本高史も登場。
5 イキガミ
24時間後の死を突きつけられた3人の青年を中心にしたエピソードをまとめあげた作品です。現代の日本を舞台にしながらも、架空の法律や医学技術により、特定の人間に「死」が仕込まれた社会。その中で行われる国家による強制的な殺人、そして思想犯に対する強固な取締り。そこにこれからの日本に対する強烈なメッセージを読み取ることができ、結構考えさせられる映画になっています。かつて一緒に組んで歌っていた相棒を亡くした青年の役で塚本高史は出ています。
6 スマイル 聖夜の奇跡
弱小アイスホッケーチームが次第に強くなって勝ち進んでいくというストーリーはもちろんスポーツ映画の王道なのですが、さらに丁寧に音楽や演出で、盛り上がるべき場面、沈み込んで欲しい場面をきちんと分けて伝えてくれています。そういう意味ではとっても親切な映画であるともいえるでしょう。とにかくストーリーの転調がはっきりしているので、観ていてこれからどう展開するかが早めに分かる分、安心感はあります。演出もすべてにおいて、大げさなほど大げさなのですが、これもけっして白けるような材料にはならず、むしろ好感さえ持てるのは、陣内監督の人柄が見え隠れすることもあるかもしれません。塚本高史はカレー屋の客として友情出演。
7 夜の上海
やや現実離れしたコメディ色の強い内容ながらも、上海の都会を舞台に、ロマンティックなムードを味わえる素敵な作品になっています。なんといっても本木雅弘の相手役ヴッィキー・チャオのキュートさが印象的。塚本高史は西田尚美の相手役の青年を演じています。
8 HK/変態仮面
中途半端な自制や照れを一切見せないようにし、変態に徹した映像とストーリーに拍手。芝居の巧い下手だとか、細かい演出が上手いとかやり過ぎとか、そんなことはどうでもよく、とにかく笑うことができたので、それでOKです。最後はそこに来るだろう、いや来てほしいと思っていたところにしっかりと踏み込んでくれましたし。確かに品はないですけどね。塚本君は刑事役。
9 そのときは彼によろしく
1で共演した長澤まさみと今度はラブ・ファンタジーもので共演。リアリティを考えるととんでもない現実離れした映画なのですが、一種のおとぎ話として観ると、この独特の世界観はひとつの魅力とも成り得るのです。長澤、塚本に山田孝之を加えた3人の親友関係をベースに物語は展開、次第に不思議な世界へと惹きこまれていきます。
10 なくもんか
脚本の「はじけ感」はやや自重気味であるものの、涙あり笑いありの安定したソツのない脚本、そして阿部サダヲならではのキャラクターづけと、安心して観られる人情コメディになっていたと思います。いわゆる「つかみ」が上手で、最初に一家を説明するための設定が絶妙。そのあとは設定からの流れに沿って、結末まで流していくだけなので、そこでちょっと感動的な要素を絡ませれば、作品としてはそれなりに仕上がってきます。瑛太とコンビを組む芸人を塚本君が演じています。
11 ねこタクシー
12 釣りバカ日誌20 ファイナル
13 陰日向に咲く
14 涙そうそう
15 青い春
16 RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ
17 釣りキチ三平
18 バトル・ロワイアル
19 ラブコメ
20 劇場版 テンペスト 3D