ホラー映画 ベスト10
今回はジャンル別ということで、幅広くホラー映画のベスト10です。
①スクリーム
一時期はやった学園ホラー映画の最高峰。オカルト系よりも、この手の殺人鬼によるホラー映画の方が好きなのです。若手俳優の豪華なキャストも見所ですよね。
②ミスト
パニックホラー系からはこの作品。外敵・内敵と、いろんな種類の恐怖を詰め込んで、最後はなんとも後味の悪い結末。新しい作品ですが、近年のこの手の作品では一番でしょ。
③光る眼
謎の気絶、団体妊娠、異様な子供たちと、とにかく不気味な出来事が次々に起こり、しかもそれを引き起こしているのが幼い子供たちだけに、その光る眼を見るたびにゾッとさせられます。超能力で相手が親だろうと、敵となるものは皆殺していく感情のない子供たち、しかも思考まで読み取られてしまう人間の及ばない高等生物と化しているとなれば、どうやっても太刀打ちできそうにもありません。
④ソウ2
えげつなさとスリルでかなりの出色。1作目が前提にあるということで、それを利用しながらさらにエスカレートした内容になって、より狂気が増した感がありました。そして最後には驚きの仕掛けが明かされるわけですが、貼られていた伏線を改めて見せられると、なるほどなと感心してしまいます。仕掛けられた罠の数々、背景にあるつながり、そして意外な共犯者の存在、そして新たなゲームへの始まりと、予想の出来ない出来事に、あっと驚かせられる興味深い作品でありました。
⑤ファイナル・デスティネーション
殺人鬼も幽霊も出てきませんが、とにかく死に追いかけられるといった作品。シリーズ化していて、3Dなんでも上映されていましたが、やはり1作目のインパクトは大きかったです。
⑥レベル・サーティーン
これは面白い!アイディアもあるし、ホラー的要素も盛り込み、最後まで目の離せない展開。だめ男の雰囲気と主役の俳優もぴったりで、またねタイ映画の才能を感じさせられる作品でありました。かなりグロテスクですが。
⑦テキサス・チェーンソー
怖さ充分のホラー作。グロテスクな気味悪さと、追われるスリルと、突然の脅しと、要素もいろいろ詰め込んで、終始異臭が漂ってきそうな雰囲気の映画になっています。目をそらせたくなるようなシーンもいくつかありました。話の展開に奥深さはないので、次々に危機を見せていくことで、スピード感を現しているのが、この映画の生命線。
⑧スペル
まさにサム・ライミ監督の面目躍如といったところですね。「怖い」という言葉よりも「面白い」という言葉の方がぴったりくるようなオカルトホラー映画でした。大きな音や突然の出来事による脅かしなどで怖がらせるのではなく、工夫の凝らされた意外性ある映像やアクションで見せ場をどんどん作っていくという見せ方に、グロテスクな場面に目を背けながらも、ついついスクリーンに引き込まれていってしまいます。
⑨ドリームキャッチャー
これも怖かった。乗り移った怪物とジョージ-の内面的な会話のやりとり、どうにか工夫してみせることでB級テイストを少しでも昇華しようという工夫が感じられました。
⑩エスター
とにかく怖いです。子供が見えないところで人を殺し、怪我させ、それでも大人は気づかない。一人だけ恐怖におののく養子先の母親であるヒロインの怖さは計り知れないものがあります。ぞっとするような恐怖を久しぶりに味わいました。
ということで、定番作品がほとんどんない、あまのじゃくのベスト10になってしまいました。