東北へボランティアに行ってきました。 | のんびり自転車趣味生活

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ランドナーののんびり旅も良いけど、ロードでプチもがきも好きですゥ(笑)

約一週間、東日本大震災の被災地でのボランティア活動に行きまして、ブログを見る環境もなく、コメントを頂きました皆さんには御返事が遅延していることをお許しくださいませェm(^^)m
 
その「ボランティア」は被災地の教育委員会と90を超える賛同企業・団体から構成されており、私の勤める会社も賛同していまして、昨年5月の設立から3年間を目標に官民連携で長期的な支援活動をしています。
被災地では、津波の被害を受けた学校が他の学校の敷地を間借りするなどして授業を行なっていまして、 未だ環境が整わない中、先生方は多忙を極め、授業以外のことになかなか手が回らない状況が続いています。
今回の活動は、午前は教育委員会から依頼される学校の整備や全国から届くたくさんの図書の整理などを先生方に代わって行い、また、午後は仮設住宅地域ごとにある公民館的な場所を借り、仮設住宅の生活をしている子供たちとおもちゃやゲームなどをして一緒に遊び過ごしましたヨ~(^^)
 
参加理由は、今年で入社25周年の節目に リフレッシュ休暇とし有給休暇を5日連続で取得しなければいけないひょんな命令があるので、当初はいつものように「自転車での旅」を考えてもいたのですが、被災地の現状を自分のこの目で見てみたい、同じ子をもつ親として何か出来ることはないのだろうか・・などと思いまして、その休暇を使い1週間実働5日間ですが参加しました。
 
宮城にお住まいのブロ友の「おんちゃんさん、ロッソさん、タカさん」に本当は一目でもお会いしたかったのですが、ボランティアの性格上のものから連絡をさせて頂きませんでした(^^ゞ
またいつの日か自転車を持ち込んで東北の地を訪れたいので その時にはどうぞよろしくお願い致しますm(^^)m
 
 
出発は10月21日の日曜の夕方に自宅を出まして、新幹線と山手線を乗り継ぎまして東京の新宿へ。そこから京王電鉄の深夜バスで10月22日の月曜日に東北のある町へ降り立ちました。
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それは石巻です。
今回参加したボランティア団体は主にこの石巻市内で活動しています。
 
縁あって一緒に活動するメンバーは、私と同じ会社の愛知の工場から2名(ようじさん30代、りょうた君20代・・共に初対面)、そして、三重県から参加された自宅で英語教室をされるヒロさん40代の女性、遠くは鹿児島県から参加された教師を目指すメグさん30代女性の合計5名でチームを組みました。
 
活動は団体の拠点となっている水産会社の母屋で、その会社の重量鉄骨の倉庫の3階に寝泊りしました。
この水産会社も被災をされていまして、母屋には大きな傷跡があり、震災直後はこの倉庫の3階に90名以上が避難し、加工していたタラコで食いつないでいたとのことでした。
 
到着日の午前中はその倉庫での研修他と、石巻港などこの周辺の沿岸部を案内してもらいました。
昨年の紅白歌合戦で 長渕剛が歌った中継場所の「門脇小学校」です。
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かなりの住宅地であったはずなのですが、今は雑草が生い茂っています・・残った住宅の基礎部分だけがここに家があったことをしめしています。
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その他、この場には大量のガレキと車が・・ここでけではなく、いたるところに また、今回移動した石巻市内だけでもかなりの場所にこのガレキと車がありました。
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橋の高さぐらいまで山積み状態のガレキ・・
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沿岸部全体が地盤沈下しています。この地に元の住民の方々が帰るのはいつになるのだろうか。。。
 
トヨタ自動車の「ReBORN石巻篇」のCMで、ビートたけしとキムタクが訪れていた石ノ森章太郎漫画館です。
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津波の襲来高さを示す看板。
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そして、石巻の旧市役所内に保管されている援助物資を拝見しました。
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この中には出番を待つ色々な学習道具がありました。
その一つに非常に感慨深いものがありました。
日本全国から送られてきたあるものなのですが、その流れが止まっています・・って言うか止めざるを得ないというか。。。
これを子供たちみんなに配ってしまうと、やっと復興しつつある地元の小売店や製造業者に今度は打撃を生じさせてしまう。。。
全国から送られてくる多くの援助物資は日本人の心だと思いますが、一部にはそのような問題を誘発してしまうこともある事実を知りました。
 
 
到着の日からの午後は毎日、先に書いたように仮設住宅生活を送る子供たちとおもちゃやゲームなどをして一緒に遊び過ごしました。
この部分の写真は子供たちが絡むのでありません。
私は図書の整理や力仕事は良いのですが、この部分なかなか苦手でしてェ(汗々)・・最期の2日でやっと子供たちにも慣れましてエンジンがかかったような感じでした。。。(苦笑)
このような仮設住宅は、今現在石巻市内だけで150ヶ所もの地区があり、多いところで1地区だけで450世帯!も住まれておられるようです。
今回は5名が2組にわかれ、世帯数の多い合計6地区を1日2地区単位で日別の変則ローテーションを組み訪問します。
近隣に車が積まれているような環境の仮設住宅もあり、また、ある地区では自治会長さんのお話・・実状・・も聞かせて頂くことができました。
 
 
2日目から早朝は被災した渡波小学校に見送りと交通整理に5人がローテーションで行きました。
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この小学校は使えない状態になっているので、被災の受けなかった別の学校に仮設のプレハブ教室を建て、そこへ毎朝バスで移動して授業を受けています。
なので、今はそのバスの発着の拠点となっており、送って来られる父兄の車の誘導や安全確認、そして、子供たちへの挨拶運動と出発時のバスの見送りをしました。
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この学校に通う生徒は現在は半減、そしてこの校舎もなくなり、仮設での校舎のまま卒業を迎えてしまう子供たちもいると思います。。。
 
 
2、3日目の午前は石巻市立女子商業高校の図書の廃棄整理手続きをしました。
隣の渡波中学校と共に沿岸部にあり、防風林もありますが両校共に被災し、今は使われていません。
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敷地内の一部はガレキ置き場にもなっています。
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この3階で廃棄処分となる図書の棚卸し作業とデータ登録のお手伝いをしました。
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これはほんの一部ですヨ・・まだまだ廊下には処分登録を待つ本が。。。
処分のための登録、棚卸しやなんて・・σ(-_-;
 
2日間の作業後に廃棄処分で元々の登録のなかった本の中から記念に1冊を頂いて帰りました。
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この本、小学校のときに持っていた記憶がありまして、非常に懐かしく思ったのと、学校の印も押してあり、ボランティア作業の中の唯一の記念の物にすることができました。
 
 
4、5日目の午前は早朝見送りに行った渡波小学校の仮設校舎に行き、その図書室の新図書の登録とカバーかけ作業をしました。
渡波小は全て本を流されてしまったので、全国から届くたくさんの図書があるのですが、未だ山積み状態で登録も極々一部の状態。。。
ですので、生徒への貸し出しも市内で唯一できていないようでした。

現在の渡波小は少し内陸部の陸前稲井にある稲井幼稚園、小学校、中学校の運動場に仮設プレハブの教室があります。
石巻市立女子商業高校の隣の渡波中もこの場にありますので、この敷地内に稲井幼稚園、小、中学校と渡波仮設小、仮設中学校の合計5つとなっています。
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運動場では文化祭の練習をしていましたヨ。
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そして、作業中の私。
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図書の番号札とバーコード貼り付け、そして普通の図書館の図書と同じように透明のラッピングカバーをします。

この本を渡波小の子供たちが待っていることを思いがんばりましたが・・カバー作業がとにかく大変でして、なかなか捗りませんでした・・しかも、空気が入っちゃうし。。。
この作業を多くの人が出来ればいち早く子供たちが利用することが出来ると思います。
 
また、このプレハブはかなり寒くて少々風邪を引いてしまいました。なので途中からカイロを携帯しました。
今後冬に向かいますので子供たちのことが気になります。
 
 
5日目の午後、仮設住宅に向かう前に石巻の北上川沿いにある飯野川第二小学校の避難訓練の立会いと写真記録に行きました。
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この学校は小学校として大変な被害のあった大川小学校から4kmほど上流にあるものの 震災の被害はあまりなかったようなのですが、大川小のこともあり、度々本格的な避難訓練をしているようです。
全校生徒52人の学校で、一旦、家に帰ってからの避難指示の号令と共にそれぞれの町内地区で設定された避難場所に避難する訓練です。
私の受け持ったのは馬鞍(まくら)地区ですが、この雰囲気ある神社の境内に避難します。
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学校の先生と準備をしていると地元の係りのおじいさんもやってこられまして、一緒に活動しました。
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避難訓練終了後 このおじいさんに「わざわざ岡山から!うちさでお茶でも一杯ィ~」なんて誘っていただいたのですが、集計作業もあるのでひきあげさせてもらいました・・非常に人の良さそうな東北独特のおじいさんだったのでお話したかったナ~

この後、仮設住宅に回り子供たちとの遊び後、拠点に帰り、1週間の反省や次への引継ぎ事項をまとめまして、昨日10月26日の夜10時半頃に石巻駅を出発!
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行きと逆の工程で、今日10月27日の昼ごろに無事に帰ってきました。
 
 
以上が主な活動でしたが、被災した地区、そして仮設のある場に行ってみないとわからないこと、そして、そこでご苦労されておられる方々に接し、ただただほんの一部でしかありませんが、行って、見て、現状を知ることができた!って思うところあれば、また、これからはどんな支援ができるのか考えなければいけないところなどなど反面の部分も知り、正直、少しモヤモヤした気持ちも持って帰ってきました。
とりあえず、ブログを通じて少しでも現状を紹介できればと思いまして記させていただきました。

アト、このボランティアには静岡からお二人の大工さんの「じぃじ、お父さん」も別のところで大工として活動されておられました。
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二人のおもろい話に じぃじの愛嬌のある笑顔、そして、お父さんの作るおかずのおすそ分け・・これがめっちゃうまい☆・・にいろいろな意味で助けられました。
味のある、ええコンビやったナ~・・また会いたいナ(^^)
 
関係スタッフの皆さん、一緒に活動した4名の方々、大変お世話になりました。
 
途中、自転車に乗ることができなかったので、記憶力の低下や頭の中が回らない 私特有の「自転車依存症の禁断症状」が出てしまいました・・いつものことやったか!?(^o^ゞ
皆さんのおかげで無事に活動を終えることができました。ありがとうございました。
 
活動されている皆さんには、これから益々寒さが厳しくなりますので、くれぐれも体調には充分にお気をつけてください。