朝市を楽しんだ後はJR函館駅からバスで函館空港に。
そこから歩いて20分ほどでお目当ての
志苔館(しのりたて)に到着です。
ちびつぬ「ここは続日本100名城に選ばれてるのよ」
北海道が蝦夷地と呼ばれていた鎌倉時代に、
アイヌ民族と交易を 行っていた津軽の安藤氏が道南に移住。
家臣を置いた十二の館(砦)の1つがこの志苔館です。
国の史跡にも指定されてるんだよ。
史跡内は自由に見学することができるので見てまわろう。
和人の蝦夷地への進出に反発したアイヌ民族は、
首長コシャマインに率いられて反乱を起こしたんだって。
コマシャインの乱で和人の十二の館が攻撃されて
この志苔館も陥落したそうです。それで館は廃棄されたんだって。
昭和43年にこの付近の道路工事が行われた際に、
15世紀に埋められたと思われる甕(かめ)が出土します。
甕(かめ)中から明の洪武通宝などの渡来銭(銅銭)が
出てきたことで、志苔館は注目されるようになったんだって。
ちなみに志苔館の館主だった小林氏は日本最北端の藩・松前藩の
家臣となって江戸時代も続いていきます。松前藩と言えばボキら、
2年前の函館旅行の時に松前城に行ってるんだよ(→こちら
)。
志苔館の続日本100名城のスタンプは
こちらの無人休憩所(四阿あずまや)に置いてあります。
ちびつぬ「スタンプ、あった」
スタンプが置かれてる
ボックスのサイズが、ちびつぬにぴったり~
ちびつぬ「ちびつぬ、ここに住もうかしら、、、」
これでボキらの続日本100名城スタンプも5個に。
ちびつぬ「きれいに押せた~」
(スタンプの進捗状況は→こちら )
志苔館は建物自体は何も残っていないのでちょっと物足りないかも。
でも、海辺の高台なので津軽海峡が一望できて、
海の向こうに下北半島を眺めることができるよ。
函館空港から歩いて来れるので、搭乗までの空き時間に
この海を眺めに来るだけでも函館らしさを味わえていいよ!
・・・つづく(→こちら )。