こんばんは。ご訪問ありがとうございます。つのさんです
今回は『終末』が見えてきた義父の話
先日またもや義父を病院に連れていくミッションに失敗し、
『いいよ、行きたくないよ』と布団の中で呟く義父と、『行かなきゃ益々動かなくなっちゃう』と無理矢理でも行かせたい義母の間に挟まれて途方に暮れたことがあって。
もう齢95、あと数ヶ月で96の義父。
本人はもうあと数年で100歳だから、と生きる気満々なのは素敵な事ですが、
それに並行して必要な色々な行為は、どんどん出来なくなってきています。
それでもただ高齢なだけなら多少は話が早いのですが、おまけに認知症でもあるため、
どんだけ我々で説明したり伝えたりしても、すぐ脳内を通り過ぎてしまう義父。
『そういう病気だから』ともう終末に向けて割り切りたい自分と、
なんとか最後まで『きちんとした健康な人として』生きてほしい義母…。
義母も主治医も、連れて来ないとどんどん動けなくなる、
その意見はごもっともで、自分だってそうしたい、その方が良いに決まってる、
でも子供のように『行きたくない、何故行かないといけないんだ』と繰り返し、酷い時は怒鳴り散らす義父を説得して連れ出さないといけないのは自分だから…
こないだついに『疲れた、もう嫌だ』と繰り返す義母に向かって
『でも連れて行くのは私だから、私も正直きついです』
思わず涙を流して叫んでいました。
24時間一緒で息もつけない義母に比べれば、と頑張ってきたけど、
その時は正直限界なのかな、と思いました。
でも、色々あって相談した主治医のところで思わず涙ぐんでしまった時。
主治医が優しく
『私が会いたがっている』って伝えてみてください
そうおっしゃって。
帰ってからそう義父に伝えてみたら、動画でも伝えた通り、す・・っと笑顔になって『やれやれ』と言わんばかりに立ち上がって準備しようとして。
慌てて義母と2人で『もう今日はいいから、次回会いに行きましょう』と落ち着かせたけど。
あれほど義母や私が『そろそろ行かなきゃ』と促しても全然動かなかった義父が、
『会いたい』の一言で動こうとしたのを見て。
やっぱり人間義務より必要とされている時の方が気力が湧くんだな、と改めて実感させられた出来事でした。
…勿論、この魔法の言葉が毎回通じるわけではないと思いますけれど。
次回また手こずりそうだったら、試してみようと思います。
それでは今日はこの辺で。
明日も良い1日になりますように
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