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こんばんは。遅い時間になりましたが、こんな時間に更新です。

はい、薬飲んでコンコンと寝てましたアセアセ
では上の2つの続きになります。

麻酔が効かなく、なかなか親知らずが抜けない恐怖に慄きながらも、優しい美人の助手さんに励まされてラブなんとか気力を持ち直すも、

…本当の地獄はここからでした。

いよいよ切開と骨を削る準備の出来た先生が戻ってきて。

「はい、椅子倒しますよーー」

先程助手さんから貰った勇気はどこへやら、
再び寝そべった自分の顔は、さぞや恐怖にひきつってた事でしょう。

「じゃぁ切開するからねーー」

言うまもなく口の中に先程までとは明らかに違う器具がアセアセ

ジジジジ…
あああ、口の中切ってるのがわかるーー滝汗
ぜ、ぜんぜぇ…いだい…

でもそこで思い出される先程先生の口から出た言葉。

『これで麻酔効かなかったら、今日はもう中止にしましょう』

はい、
どうしてもこの恐怖をもう一度味わいたくなくて、
私はこれから起こる全ての痛みに耐える、という暴挙に出ました。

そこからはもう地獄ゲロー

「切開続けますー」

ウギギギ…

「骨削りますー」

ウガガガガ、イダイ、ダズゲデ、、、えーん

もちろん麻酔の効きもゼロでは無かったので、
物凄い激痛では無かったのですが、
あの切開するチリチリ音や骨を削る

キュイーンがガガガ

的な頭に直に鳴り響く中で徐々にじわじわ強くなる痛みは、
本当に恐怖以外の何者でも無かったです滝汗
どんな拷問かと思うぐらい。

そこからゆうに小一時間。
先生も本当に必死で頑張ってくれたと思います。
痛みに耐えながらも、必死で『頼むから早く終わってください…』と、
全神に祈るエセ宗教家になりながら、痛みと恐怖と格闘する事小一時間。
ついに念願の言葉が先生の口から!!

けましたよーー

涙でボロボロになった顔をあげ、恐る恐る目を開けると、
そこには血塗れになっている自分の親知らずが…

で、でかっ

そこには見るからに太くたくましい自分の親知らず。
レントゲンで少し予想はしてたけど、ここまで太くて立派とはね!

先生は何やらご満悦。
せ、せんせい、別の意味に聞こえるから滝汗
てか予想してたの!?
教えといてヨォぉ!!

でも実際の自分にはそんな戯言も言う気力もなく、
ただ力なく頷くだけ。

「これから会社戻るの❓」

…そんな気力ございません。
そのまま帰ります。

「そっか。じゃぁこれ噛んで。ある程度血が止まってから縫うからね。3針かなー」

どこか楽しそうに(違うと思うが)準備に去っていった先生の後ろ姿を力なく見送ると、
あの助手さんから『頑張りましたね』とお声がけがラブ
やばい、貴方のファンになりそうです。はい自分でも気持ち悪いですゲロー
てかイ…イダイ…
どんなに微笑みに励まされても、痛いことには変わりなく。

ほっとしたせいか、一気に襲ってくる痛み。
顔をしかめてると間髪入れず
針と糸を持って現れた先生。
もう気分はまな板の上の鯉。

でもそれまでの恐怖からは解放されたせいか、
思ったほど針と糸が口の中を往復してても激痛までは感じられず。
恐怖で痛覚までバカになったんかな…とぼんやり思いながら、無事縫うのも完了し。
脱脂綿を2回取り替えてからようやく解放されました。

そこから先会計を済ませ、薬局で痛み止めなどを貰っている間は正直あまり記憶がありません。
大量に打った麻酔のせいで寒さに震えながら、
気がつくと真っ先に処方してもらったロキソニンを口に入れる自分がいました。

そこから主人に電話をかけ、事情を話し。
帰りの電車に乗っている間も寒気と副作用の気持ち悪さと続く鈍い痛みで頭が回らず。

気がつくといつも持ち歩いている傘を電車に忘れたままの自分が自宅の最寄駅に立ってました。

家に帰って会話もそこそこに着替えてベッドへ。
飛び込んだベッドは傷つきまくった自分を癒すように、天使のような(自分この表現好きだな)暖かさで自分を包み込んでくれました。
そして痛み止めが切れた後の激痛で目が覚めるまで、
私は天使のお布団に包まれていたのでした。

…番外編はこれにて完了です。
拙い文章に最後までお付き合いくださり誠にありがとうございましたニコニコ

明日からは多分通常営業に戻ります。
以後も宜しければ、今後ともどうぞよろしくお願いしますおねがい