ナチュラリストで絵本作家の高柳芳恵さんは、

自然好きが高じて、子ども向けの科学の本を

たくさん世に出すことになったお方。

 

今日は、世田谷おはなしネットワーク主催のオンラインイベントに登壇されました。

 

 

テーマは「松、びっくり!」

 

 松ぼっくりいろいろ
 クロマツ、アカマツ、カラマツ、ヒマラヤスギも松なんだって!
 

 

問題や実験なども交えながら、知られざる”松”の話と共に自然ておもしろい。

知るっておもしろい。

ということが伝わる講座でした。

 

 

 

高柳さんからいつも感じるのは、

自然に対する興味と探求心、そして愛。

 

 

身近な植物や虫を観察したり、

実験したりを繰り返しながら

驚くような発見をなさる様子は

著作や講座からも伝わってきます。

 

 

その地道な日々の研究の原動力は、

ご自身の

 おもしろい!

 不思議⁉

 どうして?

 知りたい!

 楽しい‼

という思い。

 

さらに、

そんな面白さを伝えたい!

という気持ちが読み手や聴き手に

押しつけがましくない魅力として伝わってくるので、

読み手(聴き手)はその虫や植物に興味を持つと共に、

高柳さんご自身の魅力にもやられるというわけです。

 

いやもう、

謙虚で温かく、

それでいて芯の通った、

おまけにユーモアもある高柳さま。

長年に渡って、つの子が敬愛するお方ですラブ

 

 


 

さて、子どもが科学に親しむ時に大切なのは、

知識よりも、それをおもしろいと感じる気持ちでしょう。

そのためには、それを伝える人がおもしろがっていないといけません。

高柳さんの本からは、それが伝わってくるのです。

 

 

 

 

だからね、子どもたちには、

高柳さんの本を読んで欲しいのです。

 

 

 

 

読み物2冊は、何てったってオススメです!

 

「葉の裏で冬を生きぬくチョウ」
 高柳芳恵 文  村山純子 絵   偕成社
 日本図書館協会選定図書(2000)   産経児童出版文化賞(2000)
 
 「どんぐりの穴のひみつ」
 高栁芳恵 文  つだかつみ 絵  偕成社

 

 

 

科学の絵本
「植物でシャボン玉ができた!」
 高栁芳恵 文  水上みのり 絵  福音館書店
 
「でてきたでてきた はっぱのあかちゃん」
 高栁芳恵 ぶん  松江理恵 え  福音館書店
 
「どんぐりをおとしたのは だれ?」
 高栁芳恵 ぶん  はたこうしろう え  福音館書店
 
「おちばシャックシャック」
 高栁芳恵 ぶん  ながさわまさこ え  福音館書店
 
「はっぱのあな」
 高栁芳恵 ぶん  おおたぐろまり え  福音館書店
 
「じゅうごやおつきさま」
 高栁芳恵 ぶん  松成真理子 え  福音館書店
 
「せみのぬけがら」
 高栁芳恵 ぶん  城芽ハヤト え  福音館書店
 
「ゆうぐれのさんぽ」
 高栁芳恵 ぶん  夏目義一 え  福音館書店