今日は生徒達がジャズを学ぶ為の教材として
マイナスワンを録音しておりました。
マイナスワンとはバンドの演奏の中から随意の楽器を
抜いて、その抜いた楽器を学んでいるプレイヤーが
一流のプロの音楽家と共に演奏の練習が出来ると言う優れものです。
今日はそのマイナスワンの録音。
最新式のローランドの電気ドラムを使って
僕はコントロールルームの方で演奏、
ピアノはスタジオ内で演奏
ウッドベースは小さいブース内で演奏
それぞれが音を単独で録音するために
お互いのコミュニケーションはヘッドフォン頼りです。
そして演奏が終了した後、僕だけがクリックに添って
生のドラムに差し替えるわけです。

昔はクリックと一緒に演奏するのが大嫌いで不得意でした。
ましてやジャズのような自由自在の即興性を持つ音楽に
リズムマシーンから生成されるクリック音が入るなんて
考えられないかったわけです。

しかしある時ベースの小原礼が
俺がベースを弾いてやるとクリックが喜んで
スイングするんだぜ!みたいなことを言われてから
よし、俺もスイングさせて喜ばしてみせると
密かに闘志を燃やし続けていたのでした。

いやぁ~、今日なんか、クリック、喜んでましたねえ
スイングしてましたね!
僕もいつの間にかクリック平気になっていましたねえ!
この歳でも成長してますねえ!

ところでこのマイナスワンに参加してくれたのは
ベースが吉野弘志、そしてピアノがジャズ界の重鎮
市川秀男さんですよ。で、ドラムが僕つのだ☆ひろと
こんな贅沢なピアノトリオで録音致しました。
そして、こんな贅沢な音源をアマチュアの教育に
使おうなんて考えるのも、実行に移せるのも
このワイルドミュージックスクールと僕だけです。

皆さんも一緒に学びませんかジャズでもロックでも
何でもござれ!音楽界直結のスクールです。