自分自身がの希望で靖国神社に奉納演奏をはじめて
もう10年近くも過ぎただろうか。
今年も恒例の「みたま祭り」が近づき、例年のごとく
ジャズ演奏とコーラス隊の歌を奉納する。
毎年、数時間前から席とりをしてでも見て下さる
お年寄りの皆様や常連のお客様達、そして偶然
立ち寄った若者達や毎年愉しみにくる老若男女で
能楽堂の前は混雑する。
例年、多い時で2500人以上が聞きにくる。

昔、ネット上でこんな質問があった。
つのださん明日の靖国奉納は天気予報は雨ですが、
雨天決行でしょうか?
僕は、これはあくまでも僕個人が英霊に対して
御奉納を申し上げる為の演奏ですので
雨だろうが雪だろうが、観客がゼロだとしても
やりますよ。という答えだった。

現実に初めの奉納演奏はさくら祭りの期間中だった。
酷い雨の日で僕らは奉納演奏をさせていただいた。
初めの観客はたったの2名。それでも充分なのです。

雨もやむ気配を見せず,降り続けているが、
どこからか少しずつ人が増えて来て、神社側も急遽
テントを張るなど対応し、しまいには雨の中、
100人ほどの人が集まって素晴らしく暖かい
拍手を頂いたことを忘れない。
これが靖国神社、初の奉納演奏のようすである。

つまりはあくまでも演奏を奉納する。
その相手はお集りのお客様でなく、英霊のみなさま。
生きている方々は単なる傍観者の立場で楽しんで
いただくというわけです。
勿論、野外ですし、奉納演奏ですから料金は無料。
ピアノはジャズ界の巨人、市川秀男さん。
サックスはつつみちえこ、ベースは日下部文貴
そしてドラムとヴォーカルがつのだ☆ひろ

もしも貴方が傍観者としてお聴きになりたい場合は
7月14日、靖国神社までいらっしゃい。
夜店も盛大に出ています。楽しいですよ。
もしいらっしゃるなら本殿にお参りしてからどうぞ!!