東京ドラム、終了致しました。
お疲れ様でした。
そうる透とつのだ☆ひろがゲラゲラ笑いながら並んでドラムを叩く。
この20年以上もなかった光景が東京国際交流館で見られました。
これはドラム界にとって歴史的なことです。
僕は15才のそうる透から知っているわけです。一時は僕の事務所に所属し、
共にドラムスクールで教えて、サマードラムスクールを創りあげた戦友。
彼がパールを離れ、定期的に合うこともなくなり長い時間が過ぎました。

この二人の共演は東京ドラムという所属ドラム会社とかモニターとかを
飛び越えたイベントだからこそ成しえたことなのです。
金儲けではない、真実、人の心と志で創っているイベントです。

社会とか大人とか常識とか派閥とか、いつのまにかそんなものに
グルグル巻きに縛られてしまったミュージシャン達が何にもとらわれず、
くったくのないドラマー本来の明るさを取り戻す瞬間をドラマー自身が
みんなでもう一度創りあげられればと思ったのです。
大きなイベントは準備がたいへんです。寝ていないとか身体がきついとか
あたりまえです。妻などは電話とメールの応対の毎日です。
これが何日も何日も続きますが、僕たちは1銭も収入はありません。
足らない分は他で働いたものを回します。

何も苦しみながらやらなくても、の声はありますが、
その苦しさがあるからこそ、お互いの笑顔を感じ合えるのだと思うのです。

未来の日本の音楽再生を願い、少子化を憂い、子供達にもっと正しい
音楽教育を施し、クラッシック以外の音楽に携わるミュージシャン及び
ドラマーの生活向上を促進することだけを目指していきます。

みなさんありがとうございます。