昨日は友人でもある九谷焼の作陶家 平成の吉田屋こと河島洋の
展覧会を見に銀座松屋に行ってきました。
あいかわらずの緻密な作品が目白押しです。
前回行った時とは作品が全部新しくなって・・・・・・・て
どのくらい毎日励めばあれだけの作品があれほどたくさん出来るのか??
その彼の努力の毎日がうかがい知れます。
ほどよく崩しのあるものから、伝統的青手古九谷のカチッとしたものまで
楽しめる。
そもそもこの青九谷、もしくは青手九谷とは九谷焼で使用する
伝統的な五彩のうち赤色を全く使わないのが特徴であり、紫・黄・緑・紺青
のうち三彩または二彩を使用し、作品全面を塗埋める技法だそうだが、
河島洋はこれに加えて色の出しにくい黒も使う。
これ、やはり日頃の研究の成果でしょう。
現在でも謎を残す青手古九谷の歴史は計り知れないが
少なくとも作品は吉田屋が蘇った正真正銘の青手古九谷だと思う。

いつまでやってるのか知らないけれど一度、見ておく価値があると
僕は思う、お時間のある方行ってみたらどうですか。