シラー
春らしい日でした。ポカポカと暖かい日差しが心地よい昼頃、
上野近くまでお昼ご飯を食べに行きました。
その後、あまりに気持ちがよいので学校まで歩いて帰ろうと
思い立ち、不忍池の周辺をぐるっとまわって帰ることに、
おりしも先日ニュースで取り上げられた光景がそこにありました。
湖面に浮かぶゆりかもめの姿、誰かがえさをやりはじめたところ
それに味を占め、このような内陸までカモメの出張です。
最近は水道橋交番前でもたくさんのカモメが電線にとまっているのが
見られます。川伝いにこんなところまで来るんだ。

実はその昔、東京は海と川によって動いていた都市でもあります。
湿地を埋め立ててここまで作り上げた町ですし、それにほら
東京都の鳥は都鳥、つまりカモメの一種なくらいですからね
そこいら中にカモメがいたっておかしくはないですよね。
ちなみにユリカモメ は 百合鴎。Larus ridibundus
チドリ目カモメ科で別名がミヤコドリ(都鳥)だそうです。

ニュースになったのは子供が突かれたとかですが、鳥類とはいえ
野生ですし、くちばしが鋭いですから子供などは餌を持って
ウロウロしていると自分が餌の一部になりかねません。
こりゃ親の非常識といえるでしょうね。

不忍池にはキンクロハジロやマガモやオナガガモやホシハジロ、
ヒドリガモなどのカモ類、亀、スッポンもいます。
都会の喧噪の中に自然を感じつつ快調に歩いて学校へと
たどり着きました。ああ、良い運動だった。チョキ