つんく♂コメント 『大人なのよ!/1億3千万総ダイエット王国』



「大人なのよ!」
思えば小学生低学年だった菅谷を筆頭に、
まだまだ子供だったBerryz工房のメンバーも既に大概が成人。

そんな彼女達はまさに「大人なのよ!」

ファンの方々もそうだし、僕らスタッフや、きっと彼女達の両親なんかも、
友達づきあい、恋人選び、その先には結婚相手含めて、
色々理想も押し付けられるかもしれません。

でも、自分も成人するあたりになれば、遊び仲間やサークル活動含めて、
親や学校の先生に何言われても、聞く耳なし!って感じだった事を覚えています。
そういう瞬間を曲にしました。

ダンス的にもセクシーにパフォーマンス出来るように
バックトラックはビート強めのマイナースケールです。
ベースラインは遊び部分も多く、オシャレかつ、リズミカルに仕上げています。


「1億3千万総ダイエット王国」
さて、世界的にみても国民のほとんどが「痩せたい」
と願ってる国も珍しいと言われてます。   
痩せてる女の子だって、もっと痩せたい、奇麗になりたいとね。
みんながダイエットに興味があり、
痩せなきゃという強迫観念みたいなものを持っている・・・
テレビやマスコミの影響もでかいとは思います。

ただ、だからと言って興味はあってもみんながみんないつもダイエットしてるか、
とかそういう問題ではありません。
でも、明日からダイエットしよ!
とか、ああ、そろそろ痩せなきゃなぁ・・・とか
うちのお父さんもメタボ大丈夫かしら・・・とか、
常に頭にあるようなそんな状態が日本に蔓延しているように思ったので、
それを題材に曲にしてみました。

かくいう私も、いつも「後、2kg痩せたいなぁ・・・」
なんて思い続けてるわけですからね。

となりの芝生はなんとやら・・・ではないですが、
世の中、美人は得だなぁ・・・って思ってみたり、
ダイエットしなきゃいけない気がしてるのに、
テレビや雑誌は常に美味しいもの特集。
マッチポンプというんですかね。

変態EDMとでも言いましょうか、
何とも言えないループ感がこの曲を支配しています。
好き嫌いがはっきりするかもしれませんが、
それで良いと思っています。こういうスリリングな曲を歌えるのも
Berryz工房の醍醐味だと思います。
どちらも個性のある曲、楽しんでください!


清水:見た目だけでなく、精神的にも大人になったなぁっと思います。
メンバーの事もあたたかく見守ってるという感じ。
ここからは遠慮せず、キャプテンという事に縛られず、
大げさに自分を表現してほしいですね。
時には末っ子的に甘えてみるとか、なんかもっと自由にね!

嗣永:ももち的にもハードなスケジュールな時も多かったと思うけど、
よくよれずに去年はがんばったなぁって思う。
今年は「ももち」キャラに飽きられないように、
さらに強化してイライラされる子であってほしいですね。
実際は年齢的にも良い女になって来てるので、
時には良い女「ももち」を演出するもよいかもね。

徳永:この子はやっぱショートヘアの時の方が、
なんとなく明るくなりますね。
子供っぽさというか少年っぽさがかえって女の子っぽさを引き立たせるというか、
そんな感じがします。
今年のテーマは引き締めですかね。
もう一度体力を付けて自分に余裕を持ってほしいな。

須藤:お笑い的にはどこからか笑いの神様が降りてくる子。
この子がいると何か爆笑が巻き起こるみたいな。そんな子です。
ただ、自分は本意ではないような時もあるのかなぁ・・・
狙って受けた時のドヤ顔と、天然で笑い取ってる時の顔が違うのがおもしろい。
なんでも開き直って笑いに出来るともっと個性的になると思う。

夏焼:まぁ、怖いとか、ギャルとかハロー!プロジェクト内でも色々言われてますが、
実際はシャイで周りの目線もとても気になる子。
とはいえ、その目線の為に自分を変えるような事をするような子ではないですがね。
歌に対してもっとストイックになったらさらにかっこ良くなるでしょう!

熊井:声に個性があるのは言うまでもなく、
最近、また性格的にも3枚目というか、
根っからの明るさも出て来たように思い、
歌にもそれが出てくるのでうれしいです。
ただ、やっぱ、もう一枚、その皮を打ち破
って、誰からなんと思われようが関係ないわ!
って気持ちで突き進むのも良いのでは、って思ったり。

菅谷:大人になったなってやっぱ思う。
髪の色とかまつ毛とか本当に自分の拘りのある子。
自由で前向きな時はどんどん自由な発想で自分作りをすれば良いと思う。
ただ、時には誰かのアドバイスを100%取り込んで
自分を180度入れ替えるような時も来るでしょう。
いつがその時かなぁ・・・