幸運にも、コペルの引き受け手が決まり

心おきなく日本を後にすることができるようになった私・・、


初めての方は、是非コチラ グッド! から先にお読みくださいね音譜




4歳の娘を連れて、30そこそこの若さみなぎる私は、

夫の赴任先、南米はベネスエラの首都カス(ラにアクセントをおきます)に

夫より2か月遅れで、旅立ったのでした


会社からは、

ベネスエラは、スペイン語以外ほとんど通じないので、

出来たらスペイン語会話を習っていった方がいいとのアドバイスでしたが、


あの通りのコペルの状態でしたので、

勉強なんかする暇もなく・・


お店の引き受け手が決まっただけでも超ラッキー!と大喜びニコニコラブラブ

素のままの状態で行くことになりました



そのころは日本からカラカスまでの直行便はなく、

カリフォルニア経由でしたから、


日本からの出張者に同行してもらい、

カリフォルニアでの乗継の長い待ち時間を


ビバリーヒルズ観光バスツアーで調整して、

有名俳優さん達のブールつきの豪邸がえんえんと続くのを

見学したりして・・


そうして

やっとたどり着いたカラカス国際空港でしたが・・、

降りたった時の第一印象は、


空気がちょっとガソリンくさいナ~・ショック!・ってことでした

         (あはは・・鼻のいい私らしい汗


後で解ったことですが、

ベネスエラは、赤道に近いので暑いため

首都カラカスは、高度1400メートルの涼しい高原地帯に作ってます、


そのせいで、気候はとってもいいんですが、

酸素が多少薄く、

車の多いカラカスでは、排気ガスの分解が

悪いようで、そのにおいが したようです、

でもすぐ慣れてしまいましたが・・

そして、想像以上にアメリカナイズされた都会で、驚きました



一足先に赴任していた夫の用意してくれた住まいは、

前任者から引き継いだ日本とは随分様子の違うマンションでした



床はひんやりした大理石のような石づくりで、もちろん靴のまま、


40畳もありそうな広いリビングルームと、

3ベッドルームに、ゲスト用の寝室、

キッチンとその向こう側にお手伝いさん用の個室、


3人家族の私達には、

広すぎる家ですが、そのマンションは、

ほとんどみんな同じような間取りのようです、


前任者から引きついだ時、

お手伝いのユーフィも一緒に引き継ぎましたが、

彼女はポールディアといって、通いの人でした


色の浅黒い、体格のいい

ちょうど、風と共に去りぬの、スカーレットの乳母ハンナを彷彿させるような人で、

息子をアメリカの大学に留学させてるので、

稼がなくちゃ・・といいながら

一生懸命仕事をする優秀な家政婦さんでした


彼女は、トリニダッドトバゴ出身で、

スペイン語はほとんど話せず、

会話は英語のみ・


しかもトリニダは、英国領だったため、

「私の英語は、アメリカンじゃなくて、クイーンズイングリッシュです」

と胸はっていうのが、自慢の口癖でした


なので、スペイン語の事前勉強全く無しの私にとって、

カタコトでも、とりあえず英語で通じるというのは

最初は大変助かったんです


会社の先輩の奥様達に次々紹介されて、

買い物の仕方や買い方など教わります、

といっても、

スーパーでの買い物は、スペイン語ができなくても、

お金の勘定さえできればどうにかなります、


向こうはどこのお店も、スーパーも、

お肉は大きなキロ単位のかたまり叫び

魚は切り身なんて皆無、うろこ付きの一匹単位ガーン

鶏肉だって、羽むしった一羽売りガーン


スーパーに最初行った時、アメリカと同じく巨大な建物、

何もかもあまりにも大きくて・・、

カートも馬鹿でかいし、押して歩くのが重くて面倒なほど・・


売ってる品物も

野菜の一束、じゃがいもの一袋が超デカイ!

日本の何倍もある、


要するに、日本みたいに

奥さん達が、ちょこちょこ こまめに買い物に行かないんです、


週末ご主人がカート押して、夫婦で

一週間分の食料をゴッソリ山のように買うんですね

しかも身体がデカイ分、すごい食べるから、その量もはんぱじゃない・・


肉食人種の底力を見せつけられたような気がしたもんです


そこいくと・・

あ~わが日本国民は、

なんと上品で食の細い国民とつくづく思ったほどです・・


で、先輩の奥様達が、何の買い方を教えてくれたかというと・・・


サンタフェにある肉やさんを

もっとずーっと先輩の日本人が教育したらしく、


そこで

コモデパペル、ポールファボール

といえば、魔法のように

すき焼き用にうすーく切ったお肉を売ってくれるってことで・・


コモデパペル=紙のようにって意味です


向こうの人には、紙のように切ったお肉なんて

考えられませんから、

そんなお肉買いにひっきりなしに日本人がくるのが不思議だったと思いますが、


半冷凍のフィレ肉を、機械でうすーく切ってくれるんですが、

相当な手間がかかるけれど、

手間賃も入るし、最上等のお肉なので、嫌な顔はされません・・


それから、次は魚やさんでした


日本人は何といっても刺身ですが、

むこうでは、生で食べる習慣はないので、

これまたずーっと先輩の日本人が教えたらしく


オラシオという魚屋さん、一軒だけが

生で食べられる活きのいい魚を

といっても、ほとんど

ロバロ・・すずきでしたがお刺身用にさばいて売ってくれました


そういうことを、あとからきた

日本人に教えて代々引き継いですたれないように

していたわけなんです


それからまた、

チャイニーズタウンへ連れて行ってくれて、

アロス=お米〈中国米)が買えるお店を

おしえてくれたり、干ししいたけや、春雨、きくらげなどの

中華材料も、そこで揃うとのことで・・


日本食を売ってるお店は、カラカスには、

全くありませんから、教えてもらったお店が

後年、どれだけ助かったかわかりません、


会社からも

希望の日本食が定期的に日本から

送られてきて、味噌、醤油、かつをぶし、昆布など

絶対日本料理に欠かせないものは

たいてい困ることなく常備することができましたチョキ音譜



                          つづく