今思い出しても情けない、この年はマスターからグランドマスターに上がった年で、我ながら絶好調。前入りした舞阪メインでも練習でも間違いなく優勝候補と言われていて本人もその気満々で挑んだのに、あろうことか新居に移動した一回戦でインターフェア敗退の屈辱、しかも舞阪メインでのファイナルで優勝したのが捷吾さんだったのでまたまた悔しさ倍増でしたよ。この時は生まれたばかりの長男を連れていて、優勝を見せる気満々だったんで落ち込むこと半端なし。結局このショックから立ち直る事は無く、折しもバブル突入前夜だったこともあり、この後少し海から離れ、結局ショートボードにも別れを告げることとなりました。まさに私のサーフィン人生の分岐点とも言える大会です。


2024 武藤恒志