実は昨日・今日と石門に入っていました、昨日は残念ながら風がいまいち合わずにバンピーな面で苦労の連続、打って変わって今日の時間帯は無風・面ツルで○、でもハードだった~、プロ達はきのうで懲りたので今日はしっかりビーチまで行っての波チェック、その結果GO!と決まり3人で入ることになった、ビーチには出たもののセットの切れ目が無くインサイドのショアーブレイクをかわすタイミングがなかなか見つからず苦労した、最初にヨッチがパドルアウトを始めたので負けちゃいかんと何とかゲット、横にいたショーロクは残念ながらミドルで一度セットをくらって酷い状況だったらしく出遅れ、ところが人事じゃなくて今度は僕がやられて気が付いたら抜かれていた、ここでめげちゃ男じゃねーよと必死のパドル、何とかアウトにでてクリーンな海面を見たときには思わずヨッチとガッツフォームで叫んでしまった、それくらいハードなゲットだったし、アウトに出てから見るセットはまさにハワイアン6feet!まるでサンセットの波のようにうねりが山のようになって迫ってくる、心臓がパクついたのは久々だ、それでもここのピークは見た目と違いテイクオフがメチャ難しく中々乗れなくて焦った、まさな乗らずに出るような無様なまねだけはしたくなかった、なんせ岸では大きなレンズが狙っているのだから恥ずかしい真似はできない、しかし今回だけは自分でもこのボードでの挑戦は無謀だと知っていたから焦った、とても石門に入るボードじゃないもんな・・・それでも頑張って一本目をテイクオフに成功、無事にメイクもできゲットにも成功。そうこうしてると西寄りでショーロクが絶妙のタイミングでテイクオフしてノーズを掛けているのが見えて興奮気味、それからが長かった、ショーロクは上がってしまうし、ヨッチはショット狙いでしばらくは出たくないとのこと、僕はこれが最後と決めて大き目のピークを狙ってテイクオフ、なんせテイクオフの遅いボードなんでレイト気味になりドロップは真っ逆さまだった、何とかこらえてボトムに着いたときの気持ちはなんともいえない、そのまま出来るだけインまで乗り継いだけど最後のショアーブレイクは怖くて乗り続けれらない、一度待ってタイミングを見ながら岸へ向かってパドルするが引きが強すぎて戻されてしまう、巻かれるのを覚悟してショアーブレイクに突っ込みグルグルになりながら岸へ打ち上げられる、しかしここでも引きは強烈でまったく自分の意思では歩くことすら出来ないのだ、これだけは勘弁して欲しい・・・結局体中石だらけになって打ち上げられて何とか無事生還、と思ったら結局後で気が付いたらボトムに石がめり込んでクラッシュしていた!

July 13, 2006  結局これが最後に入った石門となりました。また最後まで頑張ったヨッチはその後この時のショットがON THE BOARDの表紙を飾ることになった!


2024 武藤恒志