1976年夏に発売された「サーフィンワールド」創刊号では最初に編集長石井秀明の文章が有り、その下には何と伊良湖ロングビーチの写真が掲載されていて非常に印象深かった、当時のロングビーチは今とはまるで違い、毎年天竜川から流れ出る砂によって形成されたサンドバーはまったくパーフェクトなグーフィーウエイブが岩場を中心にブレイクしており、そこは正に道場と化していた。今でもロングビーチへ降りる坂から見えるまったくパーフェクトなラインアップを思い出すと震えが来るほどだ。


2005  武藤恒志