スタート直後は皆さんやはり速い!でもこのペースに巻き込まれてはいけません。なにせ、ここに参加している方々は100kmで14時間以内で完走されている方々なのですから・・・・・。それでも登りなると自然と少しづつ抜けるようになります。
林道までは周りの方も近くにおり、街灯もところどころでにありますので、林道まではヘッドランプは点けずに進みます。今年は一昨年や昨年のように雨も降っておらず、気温も高くないのでとても快適ですね。いつもは登では抜き、下りでは抜かれるパターンなのですが、スタートは抑えて入ったからか、登では抜いても下りで抜かれる事はありませんでした。
第1ループを含む最初の小エイドまではずっと走りと通せるので、快調に走ります。小エイドを過ぎてからの登りは昨年頑張って登って痛い目を見ているので、歩きを交えながら登りました。でもこの辺りから身体の異変を感じます。そんなに標高が高いわけでもなく、スピードも抑えているのですが、息が苦しく呼吸が乱れます。「ちょっと、やばいかな?」と感じるようになりました。そこで大きく深呼吸するイメージで深い呼吸をすることを心掛けました。
そんな体調がすぐれない中、第一関門に到着。じっくり休憩してから第2ループへ。すると下から登ってくる方が・・・・・。ゼッケンNO.1の平澤さんでした。どうやら昨年に続きリタイヤのようです。トップランナーは大変ですね。ぎりぎりのせめぎあいの中で、限界に近い形でレースに挑んでいる訳ですから。でも平澤さんは翌日120km地点辺りで逆走しながら走っていました。流石ですね~。
一旦下った後にロードに出て名物?のトンネルを何個か潜り滝越に到着。この後、第2関門まで登り返すのですが、今年はここが長く感じましたね~。なかなか元のコースに合流できません。それでも何とか登り切り、100kmの選手たちとようやく合流。100kmの方たちも疲れていると思いますが、我々に「頑張って!」とか「すごい!」とエールを送ってくださいます。うれしいことです。私も手を挙げてエールに答えながら2度目の第2関門に到着しました。エイドは先ほどとは異なり、かなり賑やかでした。
昨年はこの後撃沈したのですが、今年もやはり撃沈(苦笑)。まったく進歩がありません。100kmの方よりも遅いペースで時には歩きも入ってしまいました。この区間は結構走れるのですがね。ここがもう少し走れればタイムも変わってきたと思います。小エイドステーションを過ぎてついに限界。コース脇の砂利が盛られたところで横になり目をつぶりました。「大事なレースを控えているし、無理することはない」勝手な理由をつけて、次の第3関門でのリタイアを決意しました。それでも一緒に走って会話していると皆さんゴールを目指して頑張っている気持ちが伝わってきます。なんて自分は情けないんだろう・・・・・。
第3関門には関門の1時間半前に到着。「さ、早くリタイアして家に帰ろう」そう思い、スタッフの方にリタイア時の送迎について聞くと、雨の影響で送迎の車はここまで簡単に上がって来れないとの事で、ここから30分ほど自力で下るか、制限時間過ぎて後続のランナーを待って、迂回した道で時間をかけてスタート地点まで戻るか、次のエイドまで行くか・・・・・との事です。どの選択をしてもスタート地点に戻るまでかなり時間がかかりそうです。しばらく座り込み悩んだ挙句、結局ゴールまで走る選択肢しか自分にはないのだと思いこみました(笑)
腹をくくり、第4関門のそうめんエイドを目指します。天候は幸い曇りで太陽が時々顔をのぞかせる程度。例年ですとフラフラになりながら天然エイドにお世話になるのですが、今年のコンディションは最高でした。なのに・・・・・。それでも下りは何とか走れるようにはなってきてました。そうめんエイドではなんと私設エイドとしてコーラを頂く事が出来ました!「皆さんにいきわたるように一口だけですが・・・・・」と言われましたが、それでも十分!ごちそうさまでした!そうめんも5杯くらい食べましたかね。めちゃくちゃ美味しかったです。
ここからはだいぶ体調も復活してきました!

ここからだんだん調子が上がってきてどんどん抜けるようになりました。第3ループに向けた下りで抜く際に「tsuneさん!」と声を掛けられました。振り向いてみると同じ会社から100kmの部に参加しているTさんではないですか!「もうゴール?」と聞かれたので、「いや、まだ最後のループが残ってます(苦笑)」と答え、先に失礼しました。Tさんと一緒に参加されたGさんは、残念ながらリタイアしたそうです。
さぁいよいよラスボスの第3ループ。この区間は毎年何度も絶望感を味あわされています。覚悟して登りますが、眠気と疲労でもうフラフラ。気が付くと右側の崖から落ちそうになります。水を思いっきり浴びて眠気を覚ましましたがこれが失敗!天候は雨に変わり、標高が上がるにつれて体温が奪われていきました。これはたまらん!と一生懸命身体を動かして体温の低下を防ぎました。第3ループの終わりには滝川さんがおられたので、「やっぱりここは長すぎです」と文句を言っておきました(笑)
ここからゴールまでは例年同様の復活劇で、どんどん抜きながらの走りでした。マイルの選手も数名抜きましたかね。中盤の落ち込みからは考えられない走りです。これがあるからウルトラは分からない(苦笑)。
最後は苦笑いでのゴール。今年もヘタレな弱い自分でしたが、何とかゴールする事が出来ました。
タイムは21時間40分台で過去3回のうち2番目のタイムです。でも一番速かった年は大雨の影響で距離が7km短くなていたので実質的には自己ベストかな?目標の20時間切りには今年も届きませんでした。来年は・・・・・今はNOと言っておきましょう[E:coldsweats01]