A6Out/水ヶ塚公園
<時刻1:44/スプリット10時間44分/126位>
~A7In/富士山こどもの国
  <時刻3:10/スプリット12時間10分/130位>
(区間距離9.0km)

トイレを済ませて出発です。確かこの先はゲレンデを下らされたような・・・・・。ゲレンデの入口でコースが分からずウロウロしてしまいましたが、後続のランナーに確認し事なきを得ました。 その後、再び狭いトレイルに入ります。確か前回追い越し禁止区間だったところです。足場は悪く狭くて走りづらいし、更に細かなアップダウンが最後まで続くので、ちょっとしんどかったですね。こどもの国までの林道の折り返し区間も短くなっていたのでここも微妙にコースが変わったのでしょうか?

こどもの国ではドロップバックを受け取ります。やはりUTMFはエイドが充実しているので、補給食は半分以上残っていましたね。必要最低限の補給食とライトの電池交換を済ませ、15分のマッサージを受けました。気持ち良かった~[E:catface]

A7Out/富士山こどもの国
<時刻3:31/スプリット12時間31分/128位>
~W1/粟倉
  <時刻5:12/スプリット14時間12分/115位>
(区間距離14.4km)

こからW1まではトレイル部分がカットされて砂利+ロードの林道のみとなっていました。走りやすくてタイムを縮めるのにはいいのでしょうが、飽きますね。まぁ送電線コースが短縮されたのは嬉しいですが…。この辺りで空が白みはじめました。これで少しは眠気から解放されますでしょうか?

W1/粟倉
<時刻5:12/スプリット14時間12分/115位>
~A8In/西富士中学校
  <時刻6:41/スプリット15時間41分/116位>
(区間距離9.5km)

粟倉から出て林道を進みましたが、後ろの方が何か騒いでます。どうやら私はコースを間違っていたようです。眠気からか注意力散漫で表示を見落としてました。教えて頂きありがとうございました。
024

ここからいよいよ鉄塔地獄です。覚悟はしていましたが、やっぱり長くつらかったです。わざわざ何度も昇り降りさせなくても~(苦笑) 私の大腿四頭筋はとうに限界に達し、下りは激痛が走ります。それでもどうにかこうにか西富士中学校に到着しました。
Dsc01929

真っ先に体育館のカイロプラティックに向かいマッサージをお願いしました。前回もここのマッサージのお陰で完走できました。20分位でしょうか、夢心地でマッサージを受けました[E:confident] その後コンタクトを付け替えたのですが、ゴミが入ってしまったのか痛くて痛くて・・・・・。結局外してしまいました。今回初めてレースで使い捨てのコンタクトを使ったのですが、夜間のトレイルでは足元が良く見えて良かったんですがねぇ~。因みに視力は裸眼で0.3です。

富士宮焼きそばを2つ頂き、装備チェックを受けていよいよ天子山地にむけて出発しました。

A8Out/西富士中学校
<時刻7:20/スプリット16時間20分/127位>
~A9In/麓
  <時刻13:29/スプリット22時間29分/170位>
(区間距離18.9km)

天子ヶ岳への登りは分かっていたとはいえ、やはり長く感じました。外人さんも「Long、Long」と言って苦笑いしていました。私は「Two Hundred!」と残りの標高を返してピーク目指して励まし合います。何とか山頂にたどり着くも、今の私にとっては登りよりも下りが拷問です。しかも気温がどんどん上がって予想以上に水を消費してしまい、麓までたどり着けないと思いました。多くのランナーに抜かれながらも、ヨロヨロと歩くのが精一杯。まさにピンチで完走は諦めかけました。
021

スタッフがいる場所で前のランナーが「あとどのくらいですか?」と聞くと、「あと半分です」・・・・・。もう絶望的です[E:crying] そんな時、熊森山手前で残雪を見つけました!皆さん考えることは同じで、雪のきれいな部分を取ってハイドレに入れてました。皆さん一緒だったのですね。私も雪をハイドレとボトルに入れ、水不足の心配はひとまず無くなりました。まさにサバイバル!(苦笑)

雪見岳からの下りはものすごく急でした。下りも大変ですが、昨年の逆回りだったら登るのはもっと大変だろうと思いました。長かった下りも終わりロードに出るも、もはや走る気力はありませんでした。 麓では仮眠をとる事にしました。しかし、眠いはずなのになかなか眠れません。後輩のS君もまだ天子山地にいて下りてきません。仕方なく1時間ほどの休憩で出発しました。ここが一番の山場だったような気がします。リタイアしてもおかしくありませんでした。