林道に入るとトレイルはぐちゃぐちゃで滑る滑る。すでにシューズはグチョグチョなのですが、やはり気になって水たまりをよけて進みますが、時たまびちゃっ!とハマってしまいます。ここでかなり眠気が襲ってきて、ぐらさんから遅れだします。ながーい下りが終わり、ようやく大河原峠への登りの分岐に来ました。
ここから先はぐらさんのペースについて行く事は出来そうも無かったので、ここからは先に言って頂く事にしました。ここまで引っ張って頂き、ありがとうございました。そしてぐらさんは力強い足取りであっという間に見えなくなりました。当の私はと言うと、フラフラ蛇行しながらノロノロと登っていきます。昨年あまりの寒さに川を渡る石が凍っていてジャンプした川も、雨で水は増水しているもののストックを使ってなんとか渡る事が出来ました。
長いのは分かっているのですが、本当に長い!林道の脇にベンチを見つけ、「あ~これで寝れる」と近づくと何もない・・・・・そんな幻覚と闘いながら進んでいきました。途中、車と救急車が上へ登って行きましたが、誰か低体温症にでもなったのでしょうか?そういえば昨年もこの大河原峠で救急車が出動していましたね。途中で何度も道端で横になるのですが止まるとさすがに寒くてほとんど眠れません。休憩を繰り返しながらピークを目指します。結局最後の方はほとんど記憶が無く、気付いた時にはピークは過ぎて大河原峠を目指して下っていました。
林道が終わりロードに出るとものすごい雨と風で視界はほとんどなく、ライトも役に立ちません。道横の排水溝を頼りに前へ進んでいきます。こんなに長かったか?と思うくらいロードを登ると大河原峠に到着しました。しかし、エイドには暖かいものは何もないのでそのままテントに入り毛布にくるまってストーブにあたりました。数分くらいでしょうか、休んでいましたが外の天候は良くなるどころが風も強くなり悪化する一方。早く下ったほうが暖かくなると判断し、立ちあがって女神湖方面へ下っていきます。
このロードの下りはライトの電池も無くなってきてかなり暗く、視界不良のまま下りていきます。崖側は危ないので山側を下りて行きました。良く考えればスペアの電池を持っているのに"電池交換"という判断も出来ない状態でした。数人に抜かれたでしょうか。追いかける気力もありません。
しかし、夜が明けてきて明るくなってくるとだいぶ眠気が覚めてきて、復活してきました。女神湖のスキーゲレンデは今回は使わず、ロードをくねくねと迂回して下ります(ここも長かった!)。ゲレンデ下に到着し、足に出来たマメの保護テーピングをしてだいぶ快適になりました。ここから白樺湖まではほとんど走り、1名をパス。白樺湖では昨年同様、ホットエナジーとみかん(美味しかった!)、コーラを頂き、2度目の八子ヶ峰に向かいます。
さすがに急な登りはスタート直後の様に走れませんが、トレイルは頑張って走り、数名をパス。「スパルタに向けて無理をしないで完走目標」なんて言っていましたが、やはり最後は少し意地を見せようと頑張って走れるところは走りました。最後の下りは予想通りかなりスリッピーで気をつけて下りましたが、ついに滑って転倒。おもいっきり膝を石に打ちましたが大事に至らず良かったです。
最後は28時間前半でゴール!昨年とタイムは同じですが、順位は上がってました。完走率は34%との事です。

ゴール後にはぐらさんともお会いする事が出来ました。ぐらさんはあとちょっとで27時間を切れる素晴らしいタイムでのゴールでした。昨年のリベンジ、やりましたね!私はぐらさんのお陰で何とかゴールする事が出来ました。おそらく一緒でなかったら途中で諦めていたかもしれません。ぐらさん、ありがとうございました!naoさんも無事ゴールされたとの事で良かったです。ロビンさんは残念な結果でしたが、次回は必ず借りを返す事でしょう。O君は力を出し切れず、120kmのNTT林道入口で無念のリタイア。直前まで私を待っていてくれたようです。ゴールに時間がかかってしまい、すいませんでした。
今年も過酷なレースとなってしまいましたが、私的には昨年を体験していたので今年は命の危機は感じませんでしたね[E:coldsweats01] それにしても今年は距離が長くなかったですか?
さて、何とか八ヶ岳を完走し、いよいよ次はスパルタスロンです。ゆっくりと静養して完走目指して頑張ります[E:punch]