当日朝3時半に起床し、会場へ向かいました。ぎりぎりなので駐車場が心配でしたが、問題なく止められて良かったです。ぐらさんの話によると、ゴール地点は車中泊の人が多かったのか、早い時間でも既に満車だったそうです。

中間地点の荷物を預け、装備品チェックを受けます。チェックされたのは水、ライト、防寒着です(昨年はライトくらいしか見なかった)。今年は昨年より2ヶ月早い開催と言う事もあり、スタート時は半袖でも十分な暖かさでした。昨年は着込んでもブルブル震えてましたからね。O君と健闘を誓い、スタート!長い旅が始まりました。
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最初はいきなりの八子ケ峰越え。これは正直キツイなぁと思ってました。ここで脚を使ってしまうと天女が更にキツくなる。まずは飛ばし過ぎないように…。昨年はゲレンデ直登でしたが、今年はコースを整備していただいたのでしょうか。つづら折りに登っていけるので、これは良かったです。

程なく、ぐらさん、更にnaoさんともお会いする事ができました。
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シングルトラックに入ると抜く事が出来なくなりますが渋滞にはならず、無理のないペースで進めました。蓼科湖への下りで蜂の襲撃に会い、多くの方が刺されたようです。私が通過した時は気づきませんでしたが、皆さん大丈夫だったでしょうか?蜂さん達を驚かせてしまったのかもしれませんね。
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蓼科湖から八ヶ岳連峰を望む
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蓼科湖からは暫くロード。基本緩やかに下っていきますが、ここで飛ばすと痛い目に合うのでここも自重。しかし、最初の八子ケ峰がやはり効いており、昨年気持ちよく走れた信玄の棒道もかなり辛いです。第四エイドの八ヶ岳登山歴史館でハイドレに水を補給し、観音平まで昨年から変更になったトレイル区間です。
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ここで更に追い打ちをかけられましたね。かなりの直登ですよ、ここは。ようやくロードに出て「もうすぐ観音平だ!」と思ったのもつかの間、またトレイルに誘導されて更に登らされました。ピークでは私設エイドがあり、漬物を頂きました(味噌汁は私の前の人で最後だったみたい…残念!)。トップは1時間半も前に通過したそうです。

ここから下り、てっきり天女山方面に向かっていると思ったら、観音平駐車場に出て落胆しましたよ。ここから天女山駐車場までが地獄でした。昨年以上に走れず、吐き気と眠気でついに足が止まりました。仕方なくコース脇で横になりますが、ありがたい事に後続の方々が「大丈夫ですか?」と声をかけて下さいます。とても寝れる状況ではないので、数分の休憩でノロノロと歩き出します。天女山のコースも昨年より長くなったのでしょうか。いくつも小ピークのアップダウンを繰り返しますが、なかなかエイドに辿り着きません。ひらけた展望台でもう限界。ベンチに横になり妻に電話[E:phoneto]

私「気持ち悪くて眠い。もうダメかも」
妻「帰ってくれば~」
私「そうだね。でもここではリタイアできないから、とりあえず第一関門まで行ってみるよ」
妻「どれくらいかかるの?」
私「わかんない」
妻「気をつけてね[E:heart04]」※ハートは私の想像です[E:happy02]

その後暫く横になっていましたが状況は変わらず。仕方なく歩き出すと、天女山駐車場はすぐそこでした(苦笑)。このエイドでは嬉しい事にコーラを頂けました!生き返りましたよ~。美味い!オレンジも頂き、ロードを下ります。リタイアしようと思うと少し走れるようになるから不思議なもんです。
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ここから牧場を抜けた記憶があるのですがロードを走り、まきば公園なる所に出ました。迷わず売店に向かいソフトクリームを購入。休憩がてら食べていると、お子さんを連れた方がゼッケンを見ながら「100マイルですか~」と興味深々に話しかけてきました。話をするとこの方はサブスリーランナーでした!ここで、ついつい話し込んでしまいましたね[E:coldsweats01]

ちなみにこの区間は蜂の為、急遽コース変更になったようです。程なく第一関門の清里サンメドウズスキー場に到着。天女山駐車場からここまでは復活して快適に走れました[E:happy01] ここの巨峰が甘くて美味しかったですね。ここで何とぐらさんと再開しました。どうやらソフトクリームを食べている間に抜かされたようですね。ここで再び妻に電話します[E:phoneto]

私「第一関門に着いたよ~」
妻「大丈夫?」
私「ちょっと復活した。第二関門に荷物があるから、そこまで行ってみるよ」
妻「やっぱりね。なんか声が全然違ったからそうだと思ったよ。最後まで頑張って走ってこい!」

う~ん、やっぱり頑張らなくちゃいけないかな?[E:coldsweats01]