さぁ、後半戦のスタートです。
次の第三関門までは約17kmと短めです。

第二関門で2時間の貯金ができました。昨年はこの第二関門以降、灼熱地獄に体力を奪われて軽い熱中症状態になり、たまらず歩いて大幅に失速しましたが、今年は雨のお陰で問題なさそうです

それでも登りのスピードはかなり落ちてきました。ストックを使って少しでも速くゴールに辿り着けるよう懸命に進みます。雨足も再び強くなり、標高、風、歩きが多くなった事で身体が冷えてきたのでたまらずトレントフライヤーを羽織りました。

・・・と思ったのもつかの間、暫くすると雨が止んで少し晴れ間まで見えてきました。山の天気は本当に変わりやすいですね。先程出したばかりのトレントフライヤーを再びしまい込みます

この区間は延々と先が見渡せてしまい、アップダウンを繰り返すので精神的にもかなり辛いです。でも何とか下りになり、第三関門へ到着しました。

第三関門


ここでは素麺を頂く事ができます。


昨年はほとんど食べられませんでしたが、今年は3杯頂きました。もちろんツユもしっかり飲み干し塩分補給です。エイド横の湧き水を浴びてスタートしました。

100kmでは後2つピークを越えれば下りで終わりなのですが、私には恐怖の第三ループが待っています。あ~そんな事考えても仕方が無いので進むしかないのですがね…。


1つ目のピークを登ると第三ループの合流地点がありました。ここまで再び戻ってくる訳です。

この辺りからゴール時間を意識しだしました。登りが入ると5kmのラップが50分近くまで落ちてきています。このままのペースだと18時過ぎといったところでしょうか。

今回初めて使用したストックですが、登りではかなりの効果を発揮しました。ただ下りでは使い方が下手なのか、あまり恩恵を感じられませんでしたね。ショルダーベルトへの収納もこの辺りに来ると、重さなのせいなのか、変な当たり方をしてるからなのか、身体中が痛くなってしまいました 仕方がないのでストックを折りたたみ、両手に持ちながら下りました。下りはこの方が断然速いです。次回はもう少し収納方法を考えないといけないですね。

この下りで100マイルのランナーを2人抜き、ゴール約7km手前の最後の小エイドに到着。ここから100kmの方は右に進みビクトリーロードが待っていますが、私は左の第三ループ。まさに天国と地獄です


ここから先も私にとっては未知のコース。頼みの高低図は雨で滲み、全くその用を足してません。兎に角、少しでも前へ上へと進んで行きます。時より晴れ間も見え、気温も上がってきました 林道横の湧き水を見つけては頭からかぶると、ほんと生き返ります。

いや~それにしても長い。その先を曲がれば合流?あそこに見えるのが合流後の林道?道間違えてない?と、何度も何度も自問自答し、その期待はことごとく裏切られました。最後の方はキレ気味になり、ひとり叫びながら走ってました(苦笑)

ピークを過ぎ暫く下ると、ようやく最後の合流地点に辿り着きました。スタッフの方に「一生、着かないかと思いましたよ~」とこぼしてしまいました。本当にそう思う位、長くて辛かったのです。

ここから小さいピークがひとつありますが、ほぼ下り一辺倒です。精神的にもすごく楽になり、気持ちよく駆け下りていきます。途中でマイルの選手を2人抜き、先程の最終エイドに到着!今回は右に曲がりゴールを目指します。

でも冷静に考えるとまだ6km以上あるんですよね~。下りは重力に任せて下りてこれますが、ここからは走らないといけません。でもかなり限界がきていて歩きたい衝動にかられます。でも、昨年はフラフラで歩いたロードも今年は遅いながらも走れます

松原スポーツ公園入口を入り、最後の坂を登ると、そこは感動のゴール。
最後はストックを握りしめた両手を高々と挙げてのフィニッシュでした。




レース中は胃も何とか持ちこたえましたが、ゴール後は暫く気持ちが悪かったですね。まぁ100マイル近くも走って普通でいられる方がおかしいですがね。

それでも、まだ私のレースは終わっておらず、自宅まで運転して無事に帰らなければいけません。案の定、中央道は交通集中による渋滞。何度も危ない思いをしながら、自宅には午前2時半に到着しました。次回は途中でビジネスホテルにでも泊まったほうが良さそうですね。100kmと100マイルでは疲労の度合いが全然違います。

来年は富士登山競走の山頂コース参加権利の最後の年なので、開催日の近いおんたけはパスする事になると思います。