A8/西富士中学校<13:11:24>~A9/本栖湖スポーツセンター<02:58:52> 区間距離:27km
西富士中学校を出発し、天子ヶ岳登山口を目指してゆっくりと歩いていきます。なんとかマッサージで脚が回復したので天子山地越えに希望が持ててきました。目の前にそ広がる天子山塊はそれはとても大きくて雄大で、我々の存在なんてとてもちっぽけに感じさせます。
初めのピークである天子ヶ岳は3㎞で800m登ります。レース前からこの登りがひとつのポイントと捉えていました。試走した方のレポートを見てもこの直登がつらいと言っている方が多かったので、それなりの覚悟で登って行きました。その心構えのおかげか意外と早く初めのピークを迎えます。でもこの先の本命である毛無山を超えるまでは安心できません。
そこからは登り下りの連続。Garminの充電も切れてしまい、頼りは右手首に着けた高低図のみ。何度も確認しながら進んでいきます。長者ヶ岳でモンベルULジャケットにモンベルトレントフライヤー ジャケットを重ね着します。登り基調で行けども行けども毛無山の登り口に辿り着きません。長かったなぁ。下りもつるつる滑り渋滞が起きていました。まぁ私はのんびり行っているのでそれほど影響はありませんがね。それにしてもうれしいのは白ゼッケンを見ると、スタッフの方やSTYの選手の方が「頑張って!」と声をかけてくれる事です。これがとても励みになりました。
この区間は高低図以上の辛さを感じましたね。もう眠気も疲れもとうにピークを過ぎています。道端には座り込んだり倒れ込んだりしている方が多くなってきました。かくいう私も何度道端に倒れ込んでいたことか・・・・・思い出せないくらいです。進んでは休み、時には道端で横になったりしながらそれでもGoal目指して進んでいきました。
周りで関門時間の話をしている方がいました。そういえば予備関門が設けられたんだっけ。でも場所と時間を全く覚えていません。20:00という時間だったような気もしますが・・・・・。急に不安になってきました「まさか関門なんてことないよな」標高が上がるにつれてパラパラと雨が降る場面もありました。また尾根の痩せている場所で視界も悪いので慎重に進みます。一歩間違えれば滑落!何て個所もありました。本当に天候に恵まれて良かったです。
そしていよいよこのレース最大のボス、毛無山の入口に着きました。少し休んで一呼吸おいてかから、毛無山の山頂を目指して登っていきます。ひたすら無の境地で黙々と。2kmで450mぐらいなので天子ヶ岳に比べれば大したことは無いはずなのですが、ここまでのアップダウンの繰り返しで心身ともに疲労がピークなのでしょう。本当に辛かった。。。でも天子山塊に入ってからは不思議とリタイアの事は考えなくなっていました。自分の中で腹を括ったというか何というか・・・・・とにかく漠然と完走できる自信みたいなものがありました。
そしてとうとう毛無山山頂到着!ついに山場を超えました!山頂ではエマージェンシーシートにくるまって眠りにつく人、バーナーでお湯を沸かしている人など思い思いにくつろいでいます。この雰囲気はハセツネではありえないですね スタッフの方に「次の本栖湖までは約10kmです」と言われ、本栖湖で仮眠をとる事を目標にすぐに出発する事にしました。しかし、ここからがまた大変だったのです。
毛無山の後も雨ヶ岳などのピークはありますが、そこを過ぎると一気に下ります。途中から傾斜も急になり、またもやつるつるコースなので大渋滞 途中で数分以上動かなくなる場所もありました。この下りはとにかく長い。右下に道路と車の光が見えるのですが、一向に近づいてきません。後ろの方に「これが終わってもまたひとつ山を超えなくちゃいけないんだよ」。高低図では本栖湖の前にそんな山は無い(せいぜい100mくらい)のですが、竜ヶ岳と言われる山があるそうです。
何とか下りも終わり、少しアップダウンのあるコースを走ります。これがその竜ヶ岳かと思っていましたがどうやら違ったようです。森がひらけた先に大きな山が立ちはだかり、ライトが列をなして登って行っています。あー完全に戦意喪失 しばらくその場に座り込んでしまいました。周りの人たちとぶつぶつと愚痴を言いながらも、前に進まないと終わらない事は百も承知。諦めて登り始め、500mほど登るとようやく山頂に着きました。

そういえば高低図の間違いを指摘されていた方がおられましたね。オフィシャルの高低図は修正して頂きたいものです。ここから本栖湖まではつづら折りの道を下っていきますが、これまた気の遠くなるような道のりで行けども行けども本栖湖エイドが見えてこないのです。このくだりも精神的にはかなり辛いですよ。ようやく降りきった後、もうすぐエイドかと思いきや、先行していた方々が引き返してきます。どうやら道を間違えたようです。表示を見落としたのか反対に曲がった道が正解だったようで、なんとかコースに戻り本栖湖エイドに到着しました。
本栖湖エイドでは再びフランク翔太さんとお会いできました。鹿カレーがとても美味しいけどかなり辛かったそうです。フランク翔太さんはこのまま寝ないでゴールを目指すとの事。いやはや流石タフですね。私は仮眠をとる事を告げ、お互いのゴールを約束して別れました。仮眠室は満員でしかも暑い とてもここでは寝られないので廊下で横になりました。15分くらいは横になっていましたが眠れません。とうに体力・気力の限界を超えているはずなのに、あんなに眠かったのに眠れません。気持ちが高ぶっているとかそういうのではなくて、疲れすぎて眠れないといった感じです。
仕方が無いので鹿カレーなるものを食べに食堂へ。し・か・し、売り切れでした その代わりにかっぱめしとお味噌汁を2杯づつ頂きました。吐き気もおさまり、ようやくまともな食事を取る事ができました。給水をしていよいよゴールを目指します。食堂で時間を確認した時、時計の針は4時15分を指していたので、出発は4時20分を過ぎていたとは思いますが正確な時間は分かりません。
A9/本栖湖スポーツセンター<02:58:52>~A10/鳴沢氷穴<05:55:01> 区間距離:13km
ここからは暫くロードとトレイルを入ったり出たりします。また、富士五湖チャレンジと同じコースも一部走りました。この位の人たちはほとんどの人が歩いていますが、私はというと完全復活モードで走りながら次々と抜いていきます。きっと食事を取れたのが良かったのでしょう。急な坂道以外はいいペースで走っていきます。すっかり日も昇り、今日の富士山もとてもきれいに見えましたよ
そういえば鳴沢氷穴で飲んだコーラみたいな飲み物、なんてやつでしたっけ?すごい美味しかったな。
A10/鳴沢氷穴<05:55:01>~FINISH/河口湖大池公園<07:44:26> 区間距離:14km
ここからも快調!中盤の走れなかったうっぷんを晴らすかのような走りです とても今まで140㎞を走ってきたように自分でも思えませんでした。紅葉台からゴールまでのトレイルは何度か走った事があるコースですので気持ちよく走る事ができました

展望台を過ぎ、いよいよ河口湖が近づいてきました。すると前方にフランク翔太さんが・・・・・。タッチして言葉を交わしました。本当に今回のレースでは何度もお会いできて楽しかったです
河口湖が見えてきました。何かの記事に「この景色はUTMBでいえばシャモニーと言えるでしょう。拝めたらゴールはすぐそこ!」と書かれていたのを思い出しました。いや~本当にここまで来れたのですね。

最後のトレイルを楽しみながら駆け下りていきます。もっと早くこの調子を取り戻せてたら・・・・・

トレイルが終わると残りは5kmほど。至福の時間です。人も多くなり、声援を受けながらゴールへ!
ゴーーーーーール!

自分を送り出してくれた家族、大会を運営して下さったスタッフの皆さん、この大会開催に協力して下さいました地元の方々、そして一緒に走った仲間達、全ての方々に感謝、感謝のゴールでした。ゴール時は泣いちゃうかなぁと思っていましたが、不思議と涙はありませんでした。その理由は最後は辛さはなく気持ちよく走る事が出来たからでしょうね。脚も全然残ってましたから。でも一言「100マイルは長かった!(笑)」
西富士中学校を出発し、天子ヶ岳登山口を目指してゆっくりと歩いていきます。なんとかマッサージで脚が回復したので天子山地越えに希望が持ててきました。目の前にそ広がる天子山塊はそれはとても大きくて雄大で、我々の存在なんてとてもちっぽけに感じさせます。
初めのピークである天子ヶ岳は3㎞で800m登ります。レース前からこの登りがひとつのポイントと捉えていました。試走した方のレポートを見てもこの直登がつらいと言っている方が多かったので、それなりの覚悟で登って行きました。その心構えのおかげか意外と早く初めのピークを迎えます。でもこの先の本命である毛無山を超えるまでは安心できません。
そこからは登り下りの連続。Garminの充電も切れてしまい、頼りは右手首に着けた高低図のみ。何度も確認しながら進んでいきます。長者ヶ岳でモンベルULジャケットにモンベルトレントフライヤー ジャケットを重ね着します。登り基調で行けども行けども毛無山の登り口に辿り着きません。長かったなぁ。下りもつるつる滑り渋滞が起きていました。まぁ私はのんびり行っているのでそれほど影響はありませんがね。それにしてもうれしいのは白ゼッケンを見ると、スタッフの方やSTYの選手の方が「頑張って!」と声をかけてくれる事です。これがとても励みになりました。
この区間は高低図以上の辛さを感じましたね。もう眠気も疲れもとうにピークを過ぎています。道端には座り込んだり倒れ込んだりしている方が多くなってきました。かくいう私も何度道端に倒れ込んでいたことか・・・・・思い出せないくらいです。進んでは休み、時には道端で横になったりしながらそれでもGoal目指して進んでいきました。
周りで関門時間の話をしている方がいました。そういえば予備関門が設けられたんだっけ。でも場所と時間を全く覚えていません。20:00という時間だったような気もしますが・・・・・。急に不安になってきました「まさか関門なんてことないよな」標高が上がるにつれてパラパラと雨が降る場面もありました。また尾根の痩せている場所で視界も悪いので慎重に進みます。一歩間違えれば滑落!何て個所もありました。本当に天候に恵まれて良かったです。
そしていよいよこのレース最大のボス、毛無山の入口に着きました。少し休んで一呼吸おいてかから、毛無山の山頂を目指して登っていきます。ひたすら無の境地で黙々と。2kmで450mぐらいなので天子ヶ岳に比べれば大したことは無いはずなのですが、ここまでのアップダウンの繰り返しで心身ともに疲労がピークなのでしょう。本当に辛かった。。。でも天子山塊に入ってからは不思議とリタイアの事は考えなくなっていました。自分の中で腹を括ったというか何というか・・・・・とにかく漠然と完走できる自信みたいなものがありました。
そしてとうとう毛無山山頂到着!ついに山場を超えました!山頂ではエマージェンシーシートにくるまって眠りにつく人、バーナーでお湯を沸かしている人など思い思いにくつろいでいます。この雰囲気はハセツネではありえないですね スタッフの方に「次の本栖湖までは約10kmです」と言われ、本栖湖で仮眠をとる事を目標にすぐに出発する事にしました。しかし、ここからがまた大変だったのです。
毛無山の後も雨ヶ岳などのピークはありますが、そこを過ぎると一気に下ります。途中から傾斜も急になり、またもやつるつるコースなので大渋滞 途中で数分以上動かなくなる場所もありました。この下りはとにかく長い。右下に道路と車の光が見えるのですが、一向に近づいてきません。後ろの方に「これが終わってもまたひとつ山を超えなくちゃいけないんだよ」。高低図では本栖湖の前にそんな山は無い(せいぜい100mくらい)のですが、竜ヶ岳と言われる山があるそうです。
何とか下りも終わり、少しアップダウンのあるコースを走ります。これがその竜ヶ岳かと思っていましたがどうやら違ったようです。森がひらけた先に大きな山が立ちはだかり、ライトが列をなして登って行っています。あー完全に戦意喪失 しばらくその場に座り込んでしまいました。周りの人たちとぶつぶつと愚痴を言いながらも、前に進まないと終わらない事は百も承知。諦めて登り始め、500mほど登るとようやく山頂に着きました。

そういえば高低図の間違いを指摘されていた方がおられましたね。オフィシャルの高低図は修正して頂きたいものです。ここから本栖湖まではつづら折りの道を下っていきますが、これまた気の遠くなるような道のりで行けども行けども本栖湖エイドが見えてこないのです。このくだりも精神的にはかなり辛いですよ。ようやく降りきった後、もうすぐエイドかと思いきや、先行していた方々が引き返してきます。どうやら道を間違えたようです。表示を見落としたのか反対に曲がった道が正解だったようで、なんとかコースに戻り本栖湖エイドに到着しました。
本栖湖エイドでは再びフランク翔太さんとお会いできました。鹿カレーがとても美味しいけどかなり辛かったそうです。フランク翔太さんはこのまま寝ないでゴールを目指すとの事。いやはや流石タフですね。私は仮眠をとる事を告げ、お互いのゴールを約束して別れました。仮眠室は満員でしかも暑い とてもここでは寝られないので廊下で横になりました。15分くらいは横になっていましたが眠れません。とうに体力・気力の限界を超えているはずなのに、あんなに眠かったのに眠れません。気持ちが高ぶっているとかそういうのではなくて、疲れすぎて眠れないといった感じです。
仕方が無いので鹿カレーなるものを食べに食堂へ。し・か・し、売り切れでした その代わりにかっぱめしとお味噌汁を2杯づつ頂きました。吐き気もおさまり、ようやくまともな食事を取る事ができました。給水をしていよいよゴールを目指します。食堂で時間を確認した時、時計の針は4時15分を指していたので、出発は4時20分を過ぎていたとは思いますが正確な時間は分かりません。
A9/本栖湖スポーツセンター<02:58:52>~A10/鳴沢氷穴<05:55:01> 区間距離:13km
ここからは暫くロードとトレイルを入ったり出たりします。また、富士五湖チャレンジと同じコースも一部走りました。この位の人たちはほとんどの人が歩いていますが、私はというと完全復活モードで走りながら次々と抜いていきます。きっと食事を取れたのが良かったのでしょう。急な坂道以外はいいペースで走っていきます。すっかり日も昇り、今日の富士山もとてもきれいに見えましたよ
そういえば鳴沢氷穴で飲んだコーラみたいな飲み物、なんてやつでしたっけ?すごい美味しかったな。
A10/鳴沢氷穴<05:55:01>~FINISH/河口湖大池公園<07:44:26> 区間距離:14km
ここからも快調!中盤の走れなかったうっぷんを晴らすかのような走りです とても今まで140㎞を走ってきたように自分でも思えませんでした。紅葉台からゴールまでのトレイルは何度か走った事があるコースですので気持ちよく走る事ができました

展望台を過ぎ、いよいよ河口湖が近づいてきました。すると前方にフランク翔太さんが・・・・・。タッチして言葉を交わしました。本当に今回のレースでは何度もお会いできて楽しかったです
河口湖が見えてきました。何かの記事に「この景色はUTMBでいえばシャモニーと言えるでしょう。拝めたらゴールはすぐそこ!」と書かれていたのを思い出しました。いや~本当にここまで来れたのですね。

最後のトレイルを楽しみながら駆け下りていきます。もっと早くこの調子を取り戻せてたら・・・・・

トレイルが終わると残りは5kmほど。至福の時間です。人も多くなり、声援を受けながらゴールへ!
ゴーーーーーール!

自分を送り出してくれた家族、大会を運営して下さったスタッフの皆さん、この大会開催に協力して下さいました地元の方々、そして一緒に走った仲間達、全ての方々に感謝、感謝のゴールでした。ゴール時は泣いちゃうかなぁと思っていましたが、不思議と涙はありませんでした。その理由は最後は辛さはなく気持ちよく走る事が出来たからでしょうね。脚も全然残ってましたから。でも一言「100マイルは長かった!(笑)」