
1番下にこれまでの治療歴を載せています。

ThとはヘルパーT細胞のことであり、ヘルパーT細胞には細菌やウイルスなどの異物に反応し細胞性免疫を誘導する「Th1細胞」と、液性免疫を誘導する「Th2細胞」に分かれます。
正常妊娠では、胎児や胎盤を攻撃するTh1細胞が減少し、Th2細胞が優位になります。対して、Th1値が高くなるほど、胎児や胎盤を排除しようとして、反復着床不全などを引き起こしてしまいます。
Th1/Th2細胞検査とは、血中に含まれるTh1/Th2の比率を調べる血液検査です。Th1/Th2の比率が10.3以上だった場合は、免疫抑制剤であるタクロリスムを内服していただき、血中のTh1値を下げてTh1とTh2の比率を調整します。
そんなやりとりを経て、内診をしました。
先生「内膜は厚くなってるから、ホルモンの薬は効いてるしなー。なんでなんだろうなー。」
もう「本当になんでなの?」と途方に暮れる気分でした。
先生「次はどうするんだっけ?
もう一つタマゴが残っているから、すぐに移植する?」
私「あ、1周期お休みしようと思います。
お盆なんかでバタバタしそうなので。
そして、次の移植で体外(顕微)受精はいったん終わりにしようと思っています。
どこかでけじめもつけないといけないと思うので」
先生「そっか、あと何回やればできるよとか言ってあげられればいいんだけど。」
と、ほんのりと治療の終わりを伝えてきました。
【これまでの治療歴】
2023.7.24更新
2019.9 (38歳)
梅ヶ丘産婦人科にて不妊治療スタート
タイミング指導
2020.10 (39歳)
人工授精を飛び越えて体外受精へ
●採卵周期 1回目
採卵数1個→受精・凍結0個
(PPOS法・体外受精)
2020.12(40歳)
●採卵周期 2回目
採卵数4個→受精・凍結 初期胚1個
(PPOS法・顕微受精)
2021.3 (40歳)
◆移植 1回目
初期胚 1つ戻し
うっすら陽性のち化学流産
2021.5 (40歳)
●採卵周期 3回目
採卵数2個→受精・凍結0個
(PPOS法・顕微受精)
2021.7(40歳)
●採卵周期 4回目
採卵数7個→受精・凍結 初期胚1個
(アンタゴニスト法・顕微受精)
2021.9(40歳)
◆移植 2回目
初期胚 1つ戻し
陰性
2021.10(40歳)
●採卵周期5回目
採卵キャンセル
(PPOS法)
2021.11(40歳)
●採卵周期6回目
採卵キャンセル
(アンタゴニスト法)
お休み周期
2022.2(41歳)
●採卵周期7回目(採卵5回目)
採卵数7個→受精・凍結 胚盤胞1個、初期胚1個
(PPOS法・顕微受精)
2022.5(41歳)
◆移植 3回目
胚盤胞(5AA) 1つ戻し
陰性
2022.6(41歳)
◆移植 4回目
初期胚(G3) 1つ戻し
陰性
以下、保険適用
2022.7(41歳)
●採卵周期8回目(採卵6回目)
採卵数3個→受精2個・凍結0個
(PPOS法・顕微受精)
2022.9(41歳)
●採卵周期9回目(採卵7回目)
採卵数3個→受精2個・凍結 初期胚1個
(PPOS法・顕微受精)
2022.11(41歳)
◆移植 5回目
初期胚(グレード不明) 1つ戻し
陰性
2023.2(42歳)
●採卵周期10回目(採卵8回目)
採卵数2個→受精1個・凍結0個
(PPOS法・顕微受精)
2023.4(42歳)
●採卵周期11回目(採卵9回目)
採卵数4個→受精3個・凍結2個 胚盤胞1個、初期胚1個
(PPOS法・顕微受精)
2023.6(42歳)
◆移植 6回目
胚盤胞(グレード不明) 1つ戻し
陰性