-大連編- その11  「初のカラオケ連荘」 | ゆるりんあん こころほんわか専門家

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大連での大勢でのカラオケ探訪が・・・
王道の香でお開きとなったのは午後11時過ぎ…
 
前回の出張では、好みとはまったく逆の小祖を
指名してしまうと言う大失敗をしたのですが、
今回は、それなりの小祖を指名できましたので、
それなりには満足はしていましたが・・・
 
大勢の中での受けを狙ったパフォーマンスに
終始していたため、何かしら…満たされない
想いに駆られていた彼は、ホテルに戻っても
眠れそうな気にはなれなかったのです。
 
そこで、彼は、思い切って・・・
淋淋に電話してみることにしました。
 
社用の中国式携帯から淋淋に電話してみると…
“プ~ッ、プ~ッ、プ~ッ、プ~ッ・・・”と
10回ほど、呼び出し音がした後に、
 
 ♀ ウェイ?
 
という、あの可愛らしいハスキーな淋淋の声が
受話器の向こうから聞こえてきました。
 
 ♂ もしもし、淋淋?
 
と聞く彼・・・・・
 
 ♀ そうだよ~、今、どこ?
 
と答える淋淋・・・・・
 
 ♂ 今日、大連に来たんだ!
 
と答えると・・・・・
 
 ♀ ホント?じゃぁ今すぐにでも逢いたいネ!
 
と、甘えるような声が返って来たのです。
 
その声に居ても立っても居られなくなった彼は、
 
 ♂ じゃぁ、すぐに逢おう!
 
と単刀直入に言ってみたところ・・・
 
 ♀ じゃぁ、今から店に来て欲しいよ!
 
という返事が来たではないですか!
 
喜び勇んだ彼は、初めて一人でカラオケ店へと
向っていきました。
 
午後12時を廻った大連の夜は、かなり危険…
しかも、ホテルの裏通りを通っていく道なので、
一人での移動は、さらに危険度が高くなります。
 
しかし、走り出した彼のパッションを・・・
誰が止められるというのでしょうかっ!
 
シャングリラホテルから歩いて3分程度・・・
唐人館の入った3つ星ホテルの1階ロビーは、
既に真っ暗になっていました。
 
ホテルの玄関の分厚いビニールをめくり上げて、
古いエレベーターに向っていった彼…
2階で降り、大きな鉄製の扉を開けてみると…
 
そこには、ほんのりと頬を赤く染めた淋淋が、
前回の真っ赤なドレスとは対照的な・・・
銀色に輝くドレスを着て、立っていたのです。
 
 ♂ ん?1ヶ月前に比べて…
   少し、太っては居ないか?
 
可憐なタイプから、肉感的な体型へと・・・
変わったような気がするのですが、
 
香で飲んで、歌って、踊った疲れが出たから…
そう感じるのでしょうか・・・・?
 
まぁ、そんなことはどうでも良いのです・・・
あの、愛しい淋淋に再会できたのですから!
 
そして、淋淋と手を繋ぎ、小さな個室へと…
入っていきました。
 
耳を澄ませると、一つの部屋だけから、
日本語の歌が聞こえてきました。
 
さすがに午前零時が近づくと、
残っているお客さんも少ないようで…
一つの部屋だけから、日本語の歌が微かに
聞こえてきました。
 
チーママが、水割りセットと、先月空けた
ウィスキーのボトルを持ってきてくれました。
 
前回は、ボトルを2本入れたのですが、
その2本目は、半分ほど残っていました。
 
水割りセットを置くと、チーママは、
小さなウィンクをして部屋を出て行きました。
 
その途端、赤く火照った顔をした淋淋が、
その顔を・・・彼の膝の上に載せて・・・
身体全体を、彼に預けてきたのです。
 
いつもなら、そのまま何も出来ない彼でしたが
少し酔っていたのか、預けてきた温かい体を…
自然と抱きかかえるように・・・
両手で淋淋の両肩を優しく包み込んだのです。
 
彼の膝に置いていた顔をそっと起こした淋淋は、
 
 ♀ 来てくれて、ありがとネ!
 
と言うと、自分の柔らかい唇を・・・そっと…
彼の分厚い唇に重ねてきたのです。
 
 ♂ 何て、甘いキスなのだろう?(*^-^)
 
そして、そのまま、もう一度、お互いに優しく
抱き合ったのでした。
 
彼は、下半身が徐々に熱くなって来るのを感じ
このような“甘美な気持ち”になれたのは、
もう、20年以上も前のことかもしれないと…
夢見心地に思い返していました。
 
それから、少しして、淋淋が・・・・・
今日は、嫌いなお客さんが来て、
無理やり、たくさんのウィスキーを飲まされ、
とても気分が悪いので、ずっと、このままで
居たいと・・・・ポツリと言ってきたのです。
 
既に、アルコールも十分に飲んでいた彼は、
ウィスキーの水割りを作ってもらいたいとも、
ましてや、歌を歌いたいとも思わなかったので
何もせず、このままでも良いのかなと・・・
 
何も答えない彼の顔を見た淋淋は、
ソファに座る彼の膝の上に顔を横向きに載せて
体をソファに横たえ、そのまま目を閉じました。
 
そして、しばらくすると、小さな寝息を立てて
眠り込んでしまったのです。
 
何と無防備な・・・
それでもって、何と可愛くて、無邪気な・・・
姿なのでしょう!
 
これでは、邪な気持ちを持つ彼でも、
いやらしい行動に出られないではないですかっ!
 
淋淋の両肩を優しく両手で包んでいた彼も、
そのまま、浅い眠りへと入っていきました。
 
ふと、物音に目を覚ますと、チーママが、
部屋に入ってきて
 
 ♀ そろそろお時間ですよぉ~!
 
と告げられ、自分の腕時計に目をやると、
既に午前2時を廻っていました。
 
“ふぅ”とため息を付いた彼は、
淋淋の肩を軽く揺すり、帰るネと告げました。
 
値段は150元、ただ、寝ていただけですが、
彼としては何物にも変えがたい官能的なときを
過ごせた、心から満足できるものでした。
 
彼は、一人、ホテルへと、半分眠りながら・・
歩いて帰っていったのでした。
 
今日も最後までお読みいただきまして
本当にありがとうございました。_0_