大阪から北京へは、飛行機で約3時間・・・
新幹線で東京へ行くのとそうは変わりません。
果てさて、彼は3時間の航路の旅を終え、
初めての中国の地を踏むことになったのですが
北京空港に到着したときの第一印象は・・・?
☆何だ、この臭いは?・・・
ハッカのような臭い、鼻にツンと来るぞっ!
中国特有の“臭い”が、彼を迎え入れてくれました。
後で分かったことですが、上海でも、大連でも、
ほぼ同じ“この臭い”がします。
最初は、あまり良い気分ではなかったものの…
慣れると、何か自分の故郷に帰ってきたような
“懐かしい匂い”に変わっていくとのこと…
☆“臭い”は“悪いにおい”
“匂い”は“良いにおい” By 国語辞典
皆さんも感じたことがあると思うのですが…
ハワイだと南国特有の匂いがしますし、
それぞれの国で、それぞれ特有の匂いがします。
ところが、東京や大阪って、あまり“匂い”が
しないですよネ!
日本は、“無味無臭の国”だと言われてます。
そして、彼の第二印象はと言いますと・・・?
☆お昼なのに暗いし、スモッグみたいやっ!

これ以降、1年間で10数回、北京へ出張する
ことになりますが、一度も晴れることはなく、
明るい気持ちの良い日に出会えなかったらしい…
北京空港の到着ゲートを出てみると、何と・・・
物凄い人だかりになっており、彼は迎えの人を
探すのが、とっても大変なのでした。
多くの人が“歓迎○○さん”というA4サイズ
くらいの紙を持って、立ち並んでいます。
彼は、何とか自分のための紙を見つけ出したの
ですが、その紙を持っている人は・・・
▲身長180cm、頭髪がツ~ルツル
強面のヘビー級のおじさん(Zさん)
後で分かったことですが、\彼よりも10歳も下…
中国の男性は大体が実際の年齢より老けてます。
▽彼だと、十二分に30代前半で
通すことが出来たのでした。(ホント)
10年前だから、彼が40代半ばの頃…(^^;
夜のお店(後ほど出現)では、
彼は30代独身エリートエンジニアで大丈V!
そして、自分のための紙を見つけた彼は、
ヘビー級のZさんと相対して
◆“ニイハオ!”・・・・“こんにちは”
って、最初の一言を発すると、Zさんも、
少し顔を強張らせながらも
◇“ニイハオ!”・・・“○×△□○×△□”
と、分からない中国語を話すものですから、
彼は、得意の“笑顔”で答えるしかなく・・・
送迎の社用車の方まで一緒に歩いていきました。
空港からホテルまでは、高速で約40分!
残念ながら、Zさんは、中国語以外、まったく
話せないようでしたので、移動中の間、
二人の間に、まったく会話はありませんでした。
“沈黙の40分間”・・・彼は、車中から、
北京の街並みをぼんやりと眺めていました。
そして、ホテル“長富宮飯店”に到着!
(ニューオオタニ系)

当時の北京で、イチニを争う高級なホテルで、
我が社の研究拠点の所長である Mr.Oさんは、
このホテルのマンションに住んでいるのでした。
中国のホテルは、表が普通のホテル、
裏がマンションと言う形式が非常に多いのです。
今日の夕飯は、Mr. O さんにご馳走になる予定!
今回は、この辺で、筆を置きたいと思います。
読者諸氏の中には、
▼まだ、色恋沙汰が出てこんのかいなっ!
と怒りの感情を持った方も居るかもしれませんが、
もう少し真面目な展開にお付き合いいただければ
・・・・・幸いです。
次回は、いよいよ、北京での活動が開始します。