悔しすぎる惜敗 | SPIRIT HARMONY

SPIRIT HARMONY

些細な日常から世の中に対しての叫びまで、思いのままに書き綴ります。共感してくれると嬉しいなぁ♪

勝ったと思った。
オルフェーヴルがついに日本競馬界の悲願を達成したかと思った。

残り300mで先頭に立ち、後続を3馬身くらい離した。
“やっぱり強い”…そう思った時、伏兵・ソレミアが息を吹き返した。

残り15mくらいかな、半馬身かわされた。
凱旋門賞での日本馬におけるベストパフォーマンスではあったけど、頂までわずかに届かなかった。


新馬戦から手綱を取ってきた池添騎手ではなく、必勝を期してスミヨン騎手を起用した。
帯同馬をつけ、前哨戦を使い、最高の出来で臨めた。

鬼門とされる大外枠、内有利な馬場状態…それでも持ったままで抜けてきた。
ただ逆に、鋭くキレすぎたのかもしれないなぁ。

差し返したソレミアの鞍上には、ペリエ騎手がいた。
日本を認めてくれているジョッキーに跳ね返されたのもまた、運命なのかもしれない。


エルコンドルパサー、ディープインパクト、ナカヤマフェスタ…に続き、またもや越えられなかった壁。
ただ今回は一番強いレースをしただけに悔しすぎるなぁ。

オルフェーヴルの次走は未定とのことだけど、スカッとする活躍を見たいね。
何より無事であることが第一だけど。

越えられない壁ではないことをオルフェーヴルが証明してくれた、そんな2012年の凱旋門賞だった。
悲願達成の為に、また強い日本馬を育て、挑戦し続けてロマンを見せてほしいと思う。