剛から柔へ | SPIRIT HARMONY

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些細な日常から世の中に対しての叫びまで、思いのままに書き綴ります。共感してくれると嬉しいなぁ♪

かつてのドラ1右腕、CARPの大竹投手。
次代のエース候補として期待されてきた。

絶対的エースだった黒田投手をメジャーへ送り出し、着実な成長を遂げた大竹投手がその後継となる…はずだった。
ところが、その地位を確立する前に故障に苦しめられるようになった。

その間にチームには、マエケンという絶対的エースが台頭した。
その座は大竹投手が復帰しても変わらないものとなっていた。


かつての大竹投手は、投球もマウンド捌きも荒々しいものだった。
150km/hを超えるストレートで攻め、打たれると周りの声も耳に入らなくなる感じのね。

ところがケガで力任せのピッチングが出来なくなり、緩急をつけた粘りのピッチングが出来るようになった。
ここぞという場面では150km/hを超えるストレートも投げ込むことが出来るし、走者を出しながらも粘るのを真骨頂とするようになった。

マウンドを降りてからも最前列で声を出すようになった。
以前の姿からは考えられないよなぁ。

言ってみれば『剛』から『柔』へのモデルチェンジってとこだけど、大成功だね。
今宵の勝利で自己最多の11勝目、新旧エースで両車輪となってCSへ向かってほしいと思う。

チームは3位とは言え、まだ借金を抱えている。
下を見て3位を守ろうとするのではなく、遥か遠いけど2位を追いかけて最後まで熱く闘ってもらいたい。