ありがとう 兄ちゃん… | ゴン太の日常

ゴン太の日常

ちっちゃなウサギ・ゴン太と、ゴン太と一緒に暮らす家族の徒然なるままのブログです。





きょうは夕食にラーメン茹でてました。




シンクで麺をザルに入れようとして…















ほぼお湯を流し終わったタイミングでした。

ちょっと力の入れ方変えたら、取手が割れました。

取れました。















もんのすごく精神的なショックを受けました。








私には7歳上の兄がいました。

私が生後2ヶ月もしないうちに亡くなりました。

だから、兄の記憶は全くありません。






兄は背中に大火傷をして亡くなりました。




冬の寒い日に、ストーブの上でお湯を沸かしていた鍋。

その鍋を持ち上げた時に、取手が壊れて、

すくそばにいた兄が、熱湯を背中にモロに浴びて

重度の火傷を負って亡くなりました。

幼い頃から、何度も聞かされた話でした。




一歩まちがったら、私も今日同じ目に

あっていたかもしれません…。















毎週参拝する神社。




初めの頃は、ゴン太や家族の健康を祈願

していました。でもある時「俺…お願い事ばっか

してるな… (・_・; 」と気づき、それからは

天国のじいちゃん ばあちゃんや両親、

そして幼くして亡くなった兄や、母が流産してしまった

もう一人の兄、妻の両親の安寧をお祈り

するようにもなりました。






兄ちゃん… 守ってくれたんだろうな。






ありがとう… 兄ちゃん。








きっと熱かったよね…痛かったよね…。

俺、兄ちゃんの記憶なくて…ごめんね。


俺が生まれた時、すごく喜んでくれたって知ってる。

でも… 俺、兄ちゃんのこと覚えてなくて、ごめんね…。






ありがとう…兄ちゃん。

…ありがとう。







そして、改めてこの鍋のことも見てみました。




上京して大学一年生の時に買った鍋でした。

この鍋いっぱいにカレー作って、一人で

一週間毎日カレー食べたことも何度もありました。

そばも、うどんも、ラーメンも何度も茹でた。

いろんな思い出が詰まってる鍋でした…。














動揺して、感謝して、いろんなこと思い出して

ちょっと泣きそうになって、いや、ちょっと泣いて…

そんな時…














あったかいね… 気持ちいいね。

ぬっくぬくだね…。




ゆっくり寝ときな、ゴン太 (^-^)








あふぅん……