ここ数日、報道されているニュース。
自宅で拳銃自殺した少年のニュース。
なんでだろう…と、いつも思う。
東京の街中を歩いていると、たまに見かける
ホームレスの人たち。
なんでだろう…と、いつも思う。
多分少年は衣食住には困っていなかった。
だけどきっと人生に絶望し、自らの命を
終わらせる決断をした。
ホームレスの人たちは衣食住もギリギリ。
だけど、今日もいつもの場所で
自らの生活を営んでいる。
なんでだろう…この違いはなんなんだろう、と
いつも思う。
なんで少年は自殺したんだろう?
なんでホームレスの人は自殺しないんだろう?
何が人の「命」をつなぎとめているんだろう?
「生きよう」と思う気持ち、もしくは
「死を選択しない最後の一線」は、
何がそれを決するのだろう…。
少年はホームレスの人と出会い、一緒に暮らし
その考えに触れることができたら
死なずに済んだのだろうか…
「生きる気持ち」
その源泉はなんなのだろう。
最後の最後に、何を失ったら、
人間は死を選択するのだろう…。
いつも不思議に思う。
そして、いつも答えは出ない。


