おいらと音楽 現在に至るは「YAMAHAプレイヤーズ王国」から。 | つんちのブログ

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「プレイヤーズ王国」

西暦2000年にYAMAHAが提供する音楽コミュニティーサイト「プレイヤーズ王国」が開国?しました。

これは登録した一般ユーザーが、自身で製作したMIDIや楽曲を公開・共有できる画期的なサイトでした。しかし、2007年9月に同じヤマハのMysoundユーザースペースに統合されたあと、2009年12月22日に惜しまれつつ終了しました。折しもおいらの誕生日に閉鎖と言う悲しい結末だったのです。(T0T)

 

「music track」が救済してくれた~。

一方的だった閉鎖に、「あまりにも無情だ・・・」とヤマハに対しての憤りも残しつつ、途方に暮れた多くのユーザーはプレ王難民となっていました。そして幾人ものユーザーが辿り着いた先は「music track」でした。プレイヤーズ王国やMysoundで交流のあった仲良しのユーザーらとの再会や交流と自分の作品を引き続き公開できる環境にとても安堵したのが昨日の事の様に思えます。

 

すべてはプレイヤーズ王国から始まった。

おいらが現在のような音楽活動に至った原点は「プレイヤーズ王国」といっても過言ではありません。

当初、技量の高い素晴らしいユーザーらによって公開される作品群に、まさか自分の作品を公開するなんて無謀なことはできないと考えていましたから、おいらはリスナー専門だったのです。

ところが、そこで親しくなったギタリストユーザーの[Jun.]さんに勇気をもらい、思い切って自分も公開する側になってみたら・・・なんとびっくりするほどの反響があったのです。時には週間ランキングで1位2位3位に同時インなんてことも・・・。こんな風に自分の音楽を人から認めてもらえるなんて思っても見なかったから大変驚きました。そしてもっとリスナーさんに喜んでもらおう・・・というモチベーションに繋がって、次なる作品の原動力を得てはレコーダーを稼働させて、新作の公開に意欲を燃やすようになったのです。

 

プレイヤーズ王国で拡がった音楽友達。

公開する側になると、嬉しいことに固定のリスナーつまりファンもつくようになりました。

素人でありながらファンがいるという有難い状況は、自身の音楽活動にどれほどの励みになった事でしょうか。ひとり寂しく四畳半で弾き語ったり、デモテープを制作していた若かりし頃が嘘の様です。

やがて、そんなリスナーさんからのお誘いにより、いろいろな場所に赴いてイベントやオフ会に参加することが増えました。そこで知り合った多くのミュージシャン達との交流も深まっていったのです。

すると・・・別々に出逢った相手が実はとても深い仲だったり、自分の身内と関係があったりで、「♫人の縁とは不思議なもので~♬/縁切寺(グレープ)」のフレーズを彷彿とさせる「人の縁」にいまもなお驚かされているのです。そんな風に音楽友達の輪が拡がり繋がっていく喜びを感じると共に、プレイヤーズ王国という存在があってこそ、いまの自分があることに心から感謝しているのです。

 

音源公開からライブ配信に・・・。

2013年ころから音源公開だけでなく「ツイキャス」によるライブ配信をはじめました。2014年にはメイン活動へとシフトして現在に至っています。

生配信はテイクを重ねて制作した音源公開とはとても対照的です。ウェブカメラを前にしたパフォーマンがそのまま配信されるため、失敗しないように・・・という緊張感であったり、コメントをとおしてリスナーとやりとりしながらリクエストに応えたり・・・と、リアルタイムでアクティブな演奏環境の醍醐味を味わったことで、すっかりツイキャスにハマってしまったのです。

配信者の大多数は10~20代の若者が占める中で、中年おやじが弾き語りを配信したところでどうなんだろうか・・・と思う時もありましたが、こんなおいらの音楽でも楽しんでくれるリスナーさんが存在するのも確かであり、今はリスナーと有意義な時間を共有できるように日々精進を胸に取り組んでいます。

 

音源制作はどうするのか???

ツイキャスに時間を割くので音源制作の時間がない・・・なんて言い訳はもうやめようかと思いました。

音源制作においては「島村楽器 録れ録れコンテスト2009」に応募した「檸檬/さだまさし」がコピー部門の最優秀賞に輝いたことで、変な"やり切った感"に満足してしまったんだと思います。

人様に聴いていただく上で、内容のクオリティーを追及するという点は配信も音源制作も同じといえますが、音源制作において繰り返しテイクを重ねて最良の仕上がりを目指す、いわば何回も反復させて身につける作業こそが、ライブのクオリティーを左右する生演奏(歌唱)の技量向上に寄与すると思います。

このまま音源制作から逃げていると自身の成長が望めない・・・というプレッシャーをあらためて自分にかけ、録音作業に取り掛かっていきたいと奮起しました。まず前記事にある「帰去来/さだまさし」の収録曲をカバーした「帰去来通り(どおり)」の実現に向けて始動したいと考えています。

「帰去来」のパロディージャケット。

 

公開中の音源。

そんな訳で・・・すっかり時間が経ってしまった「music track」にあるおいらの作品群。

それでも、当時の自分が出来る限りの情熱で作ったものですし、現在の自分に繋がっている愛おしい作品達です。録れコンに応募した「檸檬」も公開していますし、ここに出来るだけ早く新作を加えるべく、今後はツイキャスと合せて真摯に取り組んでいきたいと思うこの頃であります。

おいらのURL http://musictrack.jp/user/15009

[完]