たくさんのキャベツを切り刻む


部屋いっぱいになった千切りキャベツ
どこか草の匂いがするその部屋の中で


わたしはおじいさんと一緒に白いシーツを
はためかせた。
ふんわりとしたキャベツのうえにそれをかけると
わたしはおもむろに横になった

どこからか草の匂いがした
いつからか怠惰という“重り”を
背負ってしまって


浮き上がれない
感情に成分表示があったなら。

きみの悲しみを中和する成分を探しだして
みせる。

わたしは科学者になりたい。