こないだ書いた伯父の一件と、昨日のマンションの一件であろうことか、ものすごくナーバスに。

心臓がドキドキして(あ、あぶない)、イライラして、気力がない。。。「ママた、たすけてーーぇ」と夫のママに話したら、おおよしきたとばかりに一粒のピンクの錠剤をくれた。


ちょっと怪しいナァ・・・。と思ったが、おもいきって飲んでみた。


すると1時間もしないうちに、さっきまでのドキドキ感はなくなり、なんだかぽわーんとなってしまうのだ。

え、これってラリってるんじゃないの!?もしかしてっ!


今日はそんなわけで、姉御衆を助けるのもままならず、ぽわーん、ぽわーんとさせて頂いた。

さいきんTさんに聞いたけど、日本でも昔は抗鬱剤とかで出回ったけど、幻覚症状がでたり、やめられないでいたりと問題がでてきたものは、現在ほとんど入手できなくなってしまったのだが、そういうものはここではまだ売っているのだという。

ホントにシリアに限らず外国の薬は、強いから気をつけなければっ。私なんか風邪ひいたら、ここの子供用の薬で足りてしまうんだから。


幸い幻覚は見えなく(期待してしまった!)、今日はママとお別れするときまでぽわーんとさせて頂きました。


いつものようにモハッジュリーンタクシーでバルゼまで着いたのですが、ちょっと散歩したいねってことになった。

子供にねだられてビスケットを渡すために立ち止まっていたら、車がライトぎんぎんに照らしながら寸止めしやがった。ハイスピードできたわけではなかったが、私の体と車との距離10センチである。


降りてきた家族連れの男に、夫が「ちょっと気をつけてくださいよ」と丁寧に言ったらしいのだが、男は

「●☆□★○▲○▽★▲◇ぁ~!!!!」と、いきなりけんか腰で、しかも殴ろうとしてきやがったからビックリ!

こんな急に殴る体制に入れる人間はなかなかいない。

幸い通行人が間に入ってくれて大事には至らなかったが、こんなシリア人はじめて。

フに落ちない珍事だが、やっぱりまだぽわーんとしている私は、


「世の中、いろんな人がおるんやよ」

と、場末の居酒屋で見ず知らずの若いもんに声をかける渋いおやじのようなやり口で、夫をなだめた。


いつもの私なら、完全に切れていただろうが、薬のおかげで助かった。

どうか薬依存になりませんように。