女性もすごくいいメンバーがそろっていましたよ。


就職が最初に決まった女性。

元の職場に戻れることになったと報告を受けたときは、すごく納得しました。

だって、、、

彼女は、とても真面目で繊細。


今回のコースは、パソコンと簿記の授業がメインだったんです。

簿記の授業は座学で、板書が多いんです。

だから、ホワイトボードの汚れ方がすごいんですよ。

簿記の次の日は、ホワイトボードがすごいことになっていて、わたしがとても嫌そうにペンを持った姿を見逃さなかったんですね、きっと、、、


それから、簿記の次の日の授業では、ホワイトボードがぴっかぴかに綺麗になっているんです。

感動です!

最初に気づいて綺麗にしてくれたのは、彼女だったと聞いています。

とても納得です。

普段の言動から、簡単に結びついたから。

それから、彼女のホワイトボード掃除を見て、最年少の女性が綺麗にしてくれることもあったようです。

いいクラスでしょ?


こういうことがあったので、この女性が元の職場に戻れるようになったと聞いたとき、とても納得できたんです。

きっと、在職中、繊細ないい仕事をしていて、とても評価されていたんだろうと思ったんです。

就職決まったって報告受けたとき、とても嬉しかった。。。



就職が決まって、同じ日に退校したもう1人の女性がいます。

見かけがとても大人っぽい女性です。

第一印象「うわっ、きれい」でした。

持ち物も、お洋服も、いつもおしゃれな方でしたよ。

マイペースな印象で、最初は授業についてきれくれるか、本当に心配しました。


わたしの中では、この女性と、男性年長二人をターゲットに、「絶対、理解してもらう!」と授業をしました。


でも、とても努力されたんだと思います。3ヶ月目の訓練に入ったころには、驚くほどの理解度がわかり、とても感動したのを覚えています。

思えば、授業も、本当に必死だったなー

時々、理解に苦しんで泣きそうな表情されると、「私の説明が悪いかな?例題が悪かったかな?」って、申し訳なく思うこともあったけど、それでも、さくさく操作したり、問題がんがん解いている姿を見ると、相当努力したんだなーって思いました。


それから、放課後残って、よく勉強していた女性。

本当に真面目で努力家です。

そして、とても気遣いが自然であったかい人。みんなのお母さんみたいな感じ。

きっと、彼女の優しさに救われた人、多かったでしょう。

そして、彼女の努力する姿に触発されて、頑張れた人も多かったはず。

見ていて、みるみる成長していく姿が手に取るようにわかり、わたしに勇気をくれた存在です。


元気印の女性が二人。

1人は、本当に好奇心旺盛。

思ったことを表現する素直さが、とてもかわいくて、いつも元気いっぱいで、周りにパワーを与える人。

自由奔放に見えて、ちゃんと周りのことを考えているんです。面倒見もよかったし、明るい。

授業でも、素直に反応を返してくれて、楽しかった。

最初に「ワードが面白い」って言ってくれた訓練生。その一言が、とても嬉しかったのを思い出した。

面白いって思ってくれるって、本当に嬉しい。

講師冥利に尽きる、最高の褒め言葉なんですよ。

彼女の言葉に、どれだけパワーをもらったことか・・・


もう1人の元気印の女性は、香川から引っ越してきてすぐ、訓練に参加したんです。

彼女も、とてもパワフル。

笑顔がかわいくて、「若いって、いぃなー」とよく思ったもんです。。。

10年前の自分を見ているようで、とても他人と思えない不思議な感じの女性。

若いのに、気配りもすごく、クラスで一番ハキハキしている女性。

最初に彼女の優しさを感じた言葉は、席替えに関する気持ちを聞いたとき。

パソコン操作になれていなくて、授業に必死についてきている方を思いやる、優しい気持ちにあふれていて、とても感動したのを覚えています。

頑張りすぎず、関西での生活を楽しんで欲しいと思います。


そして、最年少の女性。

クラスで一番若い女性。もう、若いだけでうらやましい。。。

パソコンの授業については、理解も操作も早く、とても優等生。若いのに、お隣さんの面倒もよく見てくれる。

一番若いけど、実は、最初に「なんてしっかりしてるんだ!」と思った訓練生なんですよ。

ある日、訓練を休むときに、朝から電話をくれたんです。

たまたま私が電話に出ました。

もちろん、彼女にとっては、電話の相手が自分の担任かどうかは(最初は)わかりません。

電話の応対が、とてもしっかりしていました。

「いまどきの若者は、、、、」なんて、言わせない!そう思いました。

おとなしそうに見えるけど、最年少なんだけど、なんだか、育ちのよさを感じさせる女性でした。

最後に教室を出るとき、みんなのパソコンの電源とか、椅子が出てないかとか、そういうのを一通り確認している姿を、偶然見たことがあります。


なんというクラスなんだ!(←いい意味で)

多分、最初にそう思わせてくれたのは、彼女だったように思います。