もう6月ですね!

こんにちは、つなです。


友人の一言




「あんたペコちゃんって!笑」


高尾山に登った時の写真を見た友人に言われました。

それだけではなく…

その後…先輩と出かけた友人は

「つな、ペコちゃん着てるんでよ!笑えますよね!」

と言っていたと、先輩から聞かされました。


私は大人がキティーちゃんだろうがミニーちゃんだろうが

プリキュア着てたっていいと思ってます。

だってその人が着たくて選び、着用してるのだから。


それってすごく、自然体じゃないですか?



私はペコちゃんも着れば、スイミーのワンピースも着るし…

1着数万円するワンピースもあれば、店舗に出せないけれど新品なディズカウント品のお店で300円で買ったブラウスも着ます。



それでいいじゃない?


だって私がそれが着たい!って着てるから。

だから今はとっても自然体です。



オシャレが出来なかった幼少期


そんな私でも、過去はとても無理をしていた時があります。


オシャレを覚え始めた年頃…

私の家はあまり金銭的な余裕はありませんでした。

はたから見たら、結構お嬢さんだったと思います。


田舎の土地持ちで、山も何個も所有している。

東証一部の上場企業に務める父親


田舎では「贅沢品だ」と反対されたピアノを買い与えられ習っていたし

ブラザーの何十万もする刺繍ミシンを買ってもらってた。


PCがようやく1家に1台普及し始めた頃で、その当時流通し始めたDVDを見ることが出来るドライバーのPCが家にある。

でもまだまだ田舎では高級品だった90年代後半。


でもカツカツ。


父親のお金の使い方と、祖母が勝手に父名義でお金を借りていたのでその肩代わりをしていました。


だからお洋服は一回り上の叔母のお下がり。

母が若い頃に着ていたお洋服。

(年齢差20歳なので、今だとレトロ可愛いって喜んだかもね。時代が早すぎた…)

社会人のお下がりを小学生が着てるんです。

変なの。


でもね、妹はいつも新しいお洋服だったの。

理由?

サイズの問題。


妹は太っていて、当時「アジャコング」とか「石ちゃん」って呼ばれてました。

いつもオーバーオールで、中学生の時は刈り上げた髪とジャージだったから。


お洋服はね、例えば通知表貰った時に「頑張ったね」って祖母が買ってくれたり、クリスマスに叔母がプレゼントしてくれたり。

それだって思春期に片足突っ込んでる中学生、オシャレしたいよね。


「布はたくさんあるし、作り方は教えてあげる。型紙は買ってあげる」


当時、隔月販売でフィーメールって裁縫雑誌があってね、家庭科でミシンはしてるのだからと母親に言われたのがそれでした。


だから買ってもらったお洋服に合うようにブラウス作ったりしてたの。

それでも子供が作るもの…


自分の中のイメージ通りには行かなくて、悔しかったな。

そのうちにホルモン療法したり、ストレスで太ったり。


高校受験が終わってから入学するまでに5kgくらい太ったなー。


背伸びしたオシャレ


宝塚のファンクラブにいた時。

「ファンの服装がジェンヌさんのステータスにもなる」と教えられ…

入り待ち出待ちに1でも同じ服を着ていかないを徹底しました。

ファストファッションでも上手く組み合わせればね、案外できるんですよ。

でも、その趣味での活動が活発になるにつれ洋服単価が無意味に引き上がっていくの。

就職した頃の私って、honeysで買うのが精一杯。

それがプランタンとかOLさんが買うようなお店がある場所で買うようになってさ。

金額見る度にびっくりしてたよ。

身の丈に合わないから窮屈なの。

なのにどんどん麻痺していって、カードで支払いを続ける日々。


そのうちに付き人するようになると、常にオシャレでいなきゃってなって言った。

期間限定のコスメでメイクをして

ファン対応の時も気を抜かない。

部屋着も高いものになり…


鏡に映る自分差誰だろう?


って自分が分からなくなった。



抜け殻になった時


付き人をやめて、服を買わなくなった。

キッチリしたワンピースが必要無くなった。

何を着たら良いのか…

分からなくなった。


出勤には制服のように毎日同じワンピースを着て、休みの日に洗うズボラぶり。

(まぁ、出勤時しか着ないからね)


そうしていくうちにどんどん空っぽになり、服を全部捨てたんだ。

次の季節、何着れば良いの?って考えずに春夏全部処分して。

いざ、春になったら「着るものがないな」と悩んだよね。

茶色い服着て春服買いに行ったりもした。



自分軸理論との出会い


服を捨てた頃、恐らく「全舎利」をしてたんだと思う。

だからなかったの。

そして買いに行ってまた似合わない服を買い…



そんな日々の繰り返し。

今もまだ自分が何を着たいのかは分からなくなる時もあって。

昔の思考で「これ可愛いから買っておこう」と無駄買いしてる時もある。

結構ある。


でも似合わないな

ワクワクしないな


そう思ったら処分するようになった。


そして着やすくて、自分が着ていて楽しい服が残った。


それでいい。

それが自然体。


キャラクターを着る勇気


大人って、好きなキャラクターを着ることに躊躇するよね

あ、ペコちゃんが好きってわけじゃないよ?




でも、可愛いなぁと思って着てるの


この1歩を踏み出すのは、すごい勇気がいった。

けれど案外人って見てないんだよね。


今の部署の先輩は私よりもうんと年上なんだけどミッキーさんきてたりする。

それが可愛いの。

本人が着たい服着てるから、オドオドもしてなくてね。


そうか、本来服ってこうじゃないといけないな。


だから私もキャラクターに躊躇するのは辞めました。


なんなら……




おかしなアピールもしてたっていいじゃんって思えたよね。




皆さんは好きな服、着てますか?





今月のリーディング、ようやく載せました!